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関西大、最終節で立命館大に敗れ惜しくもインカレ出場ならず/関西学生後期リーグ第11節

文=水野真(関西大学体育会本部関大スポーツ編集局)

 現在、リーグ(2015年度第93回関西学生サッカーリーグ1部)順位では4位の大阪学院大学から5位関西大学、6位大阪体育大学、7位立命館大学までがインカレ(平成27年度第64回全日本大学サッカー選手権大会)出場の最後の切符を奪いあっている。関西大は、最終節で勝ち点3を獲得すれば、ほぼ確実にインカレ出場が決定する。しかし、相手の立命館大もここで勝利しなければインカレ出場は消えてしまう。互いに勝たなければならない試合。皇子山総合運動公園陸上競技場で勝利し、リーグを快く終えたい。

 試合は関西大のキックオフで始まる。その直後には、GK前川黛也と立命館大との一対一の状況になるも、ゴールは許さない。両者インカレ出場に向けて必死の攻防を広げる。4分にはMF深尾将玄からMF篠原宏仁へパスがつながり、左サイドへ篠原がDF塩谷仁にボールを出し、シュートするも得点とはならない。10分台には立命館大のFKやCKが計3回あり、関西大DF陣は奮闘。失点させまいと強い意志を持って戦う。その後、深尾、FW加賀山泰毅、篠原とゴール前で得点を狙うも、立命館大GKに阻まれ先制点は入らず、前半を折り返す。

 後半に入ると、46分にFKを獲得。深尾が左サイドからゴールを狙うもこれはGKの手中に。その後、52分にもCKからゴールを狙うも得点にならない。すると58分、悲劇が起きる。立命館大が関西大DF陣の一瞬の隙をついて、得点を挙げる。悪いムードを関西大の応援が吹き飛ばそうと懸命にチャントを歌う。しかし、66分には約30秒に渡り、ペナルティエリア内で混戦の中、立命館大が攻撃を仕掛けてくる。これ以上の失点は許されない関西大は耐える時間が続く。68分にはMF都竹俊優が左サイドからシュート。だが、これは大きくゴール右にそれる。加賀山が軌道修正し、押しこもうとするも間にあわず。89分には立命館大にとどめの一撃を決められ試合終了。勝ち点を得ることはできなかった。

 インカレ出場は果たせなかったものの、節を追うごとに選手、応援が一体となった関西大。これからは今シーズンを振り返り、来シーズンに向けた取り組みに集中していきたい。

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選手のコメントは関大スポーツのホームページ(http://kanspo.univ.nikkansports.com/?p=3216)に掲載しています。また、Twitter(@kanspo)にて試合速報を行っています。ぜひ、ご覧ください!

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