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筑波大の1部復帰に貢献、DF鈴木大誠が新人賞を獲得「1部では一対一を極める」

2015.11.18

 11月14日、JR東日本カップ2015第89回関東大学サッカー2部後期リーグ第22節(最終節)が行われた。

 筑波大学が東洋大学と1-1、日本体育大学が関東学院大学に7-3で勝利した結果、昇格争いを繰り広げていた2位の筑波大が1年での1部復帰を決めた。

 昨年の全国高等学校サッカー選手権大会では、星稜高校でキャプテンを務めて初優勝。今年は筑波大の1部昇格に貢献したDF鈴木大誠が新人賞を獲得した。

 第2節の朝鮮大学校戦でベンチ入りすると、第5節の日体大戦で初スタメンを果たした。その後はリーグ13試合に出場し、1得点を記録した。「前期は全然試合に出られなくて悔しい思いをした。アミノバイタルカップあたりからスタメンで出られるようになってきた。前期は11試合中1試合しか無失点がなかったが、後期は7試合を無失点にできて、勝利につながった」と、今シーズンを振り返った。

「たまたまじゃないですか(笑)」というものの、U-18日本代表のMF鈴木徳真などタレントが多い1年生の中での選出。「一番長く出続けられて、ポジション的にも環境的にも集中して取り組める環境にあったので、それが受賞につながった」と述べた。

「自分でボールを奪う能力を伸ばしていかないといけない。チームとしての守備組織を作るのはもう慣れたので、これから1部の選手と対戦していく上で、一対一のことをもっと極めたいなと思います」と、早くも来シーズンに向けて意気込みを語った。

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