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「どのチームにも優勝するチャンスがある」関東大学リーグ後期が9月5日より開幕

2015.09.02

 9月5日より開幕するJR東日本カップ2015 第89回関東大学サッカーリーグ戦後期の記者会見が、2日にJFAハウスにて行われた。

 会見には、出場大学代表選手として2016シーズンからのJクラブ加入が内定している6選手が登壇。関東大学サッカー連盟の中野雄二副理事長(流通経済大学監督)が、後期リーグの展望を語った。

 中野副理事長は、前期リーグ終了時点で大混戦となっている1部について、「1位の国士舘大学から8位の駒澤大学まで勝ち点差6以内にひしめいている。これはどのチームにもまだ優勝するチャンスがあるし、どの大学にも降格する危険性もあるということ。それくらい例年以上に勝敗が読めない状況」と述べた。

 また、「それだけに開幕からの3試合くらいでいかに勝てるか。そこでチームの自信や課題がはっきりしてくる。また、個々の選手の精神力や修正する能力が問われる大会になるのではないかと思う」と、勝敗の分かれ目となるポイントを挙げた。

 一方、日本体育大学がここまで全勝で首位を独走する2部リーグについては、「12チーム制になってから開幕から引き分けがない連勝というのは初めてのことで、それだけ日体大は圧倒的な結果を残している。そして2位の関東学院大学は勝ち点27。昇格枠は2つなので、この2チームとの差を3位以下のチーム、特に3位の筑波大学がこれ以上広げずにひっくり返せるかどうか。2位の昇格枠がポイントになる」とコメント。

 続けて、「下位4チームあたりは後期の入り方次第でチームが苦しい状況に追い込まれてしまう。昇格、降格どちらもある程度、限られたチームの中での熾烈な戦いとなるのではないかと思う」と展開を予想した。

 関東大学リーグ後期は1部、2部それぞれ12チームによる総当たり戦で、9月5日から11月15日までの開催予定となっている。

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