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メコンU-15交流プログラムが開幕…日本は2連勝スタート

2015.07.02

 日本-メコンU-15サッカー交流プログラムが7月1日に大阪・J-GREEN堺で開幕した。

 同大会は日本とメコン5か国(カンボジア、タイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス)のU-15年代の国際交流を目的とした物で、日本からはU-15日本代表とヴィッセル神戸U-15、サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースが参加。8チームが2グループ分かれて総当たりのリーグ戦を実施し、最終日には順位決定戦を行う。

 2017年に行われるFIFA U-17ワールドカップを目指すU-15日本代表は、「今回のメンバーは2番手グループ。ここから何人、メイングループに入ることが出来るか」見てみたいと森山佳郎監督が話すように、復帰組、初選出組にU-14世代7名を含んだテスト色の強い人選で今大会にチャレンジ。9月から始まるAFC U-16選手権のメンバー入りをかけて選手たちが個性を発揮した。

 第1試合は試合開始ともに雨風が強まり、「前半は台風のような風、後半はプールみたいな水浸しのピッチ」(森山監督)という最悪のコンディションでU-15カンボジア代表と対戦。「相手は大雨でも普段と同じようにプレーしていたけど、僕たちは自分たちのプレーができなかった」(MF五十嵐新)と苦戦しながらも、五十嵐の得点を皮切りに前半だけで3得点をマーク。後半も2点を加えて、5-0で大勝した。

 神戸U-15と対戦した第2試合はMF桝谷岳良、谷内田哲平のボランチ2人を起点に序盤から、サイドと相手DFの裏を攻略したが、シュート精度を欠き前半はゴールが奪えず。後半も相手陣内まで攻め込みながら、集中力を保った神戸の守備を崩し切れなかったが、60分に、谷内田のスルーパスを受けたMF桝谷岳良がPA内で倒され、PKを獲得。これを桝谷が左隅に決めて、先制した。試合終盤には神戸の攻勢を粘り強く弾き返し、1-0で逃げ切ったが、森山監督は「失点しないという約束事は守れたけど、パスや動きの質など攻撃面では課題があった」と内容に満足せず。2日に行うU-15ベトナム代表戦での奮闘に期待を寄せた。

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