2018.02.23

【インタビュー】酒井高徳(ハンブルガーSV) ドイツで繰り返す“ぶつかり稽古”

サッカー総合情報サイト

 トップ選手のトレーニングやギアに対するこだわりをアディダスの最新コンプレッションウェア「ALPHASKIN(アルファスキン)」にフォーカスしてお届け! 3回目となる今回登場するのは、ハンブルガーSV所属の酒井高徳!

 ブンデスリーガでは、球際の激しさはもちろん、長身選手との肉弾戦を制することが求められる。そこで酒井高徳は「自分からぶつかる」ことで、大型選手との戦い方を身に付けたという。そのお手本として挙げたのは、ある日本人選手だった。日本代表DFが語る “正しい体のぶつけ方”とは? さらに、装備するギアがパフォーマンスを向上するだけではなく、ケガの防止にもつながる理由を語ってもらった。
(編集部注:本インタビューは2017年12月実施)

インタビュー・文=加藤聡
写真=小林浩一、アディダスジャパン
取材協力=アディダスジャパン

――アルファスキンを着てみた率直な感想を聞かせてください。

酒井 毎度毎度というか、少しずつ変化してきているのは感じます。もちろん「良くなっている」という意味で。以前から筋肉を意識したコンプレッションウェアというのはアディダスから出ていたので、好んで着ていたし、素材も良いし、筋肉を押し上げられている感じがすごいです。コンセプト通りに効果が出るのであれば、選手としてはプラスになると思います。

――アルファスキンは“筋連動”に着目し開発されたそうです。

酒井 色々なテストがある中で、ケガが多い選手と少ない選手を比べると、どこかのバランスが悪かったり、ちゃんと使えていない筋肉があるということが多いです。身近な筋トレだけじゃなくて、着るだけでサポートしてくれるウェアがあるなら、ケガの予防になると思います。そういう意味では“筋連動”というのは僕が非常に重要視しているポイントでもあるし、何か動作を起こすときに筋肉がしっかり連動して動くことがケガを防ぐことにもなります。プレー中には爆発的なパワーが必要になりますし、ケガ以外では動きの部分でのアシストもしてくれると思います。

――ブンデスリーガでは190cmを超えるような選手と競り合う場面もあると思います。ドイツに渡ってからフィジカルコンタクトに対しての考え方に変化はありましたか?

酒井 ドイツに行ってから、僕は体をぶつけるようになりました。相手が(ぶつけてくることを)分かっていて、待つ必要がないときでも、当たられるのを待って倒れないようにする練習をしています。

――ぶつかり方を意識した練習ですか?

酒井 お相撲さんと一緒ですね(笑)。ぶつかり稽古みたいな。「強い」と言われる選手も、いざ対決してみると、どれくらい重いかも分からないし、それをガードしながらボールを保持しないといけないので。あるいはボールを奪わないといけないから、どんどんチャレンジして「どこにボールを置いたら獲られないか?」「どう耐えれば良いか?」「腕をどう使えば?」というのを試行錯誤しないと見つからないと思うんですよね。そこは、大迫(勇也)が本当に上手くなったと思う。Jリーグでもすごかったですけど、ブンデスに行ってさらに上手くなりました。

――大迫選手はめちゃめちゃキープ力ありますよね。

酒井 めちゃめちゃある! 体のぶつけ方が上手なんです。そこは本人も言ってました。「海外の選手たちに対する体のぶつけ方、預けが分かるようになってからはボールを奪われる気がしなくなった」って。

――具体的に“体のぶつけ方”とは?

酒井 分かりやすく言うと、腰を低くして構える。あと、海外の選手ができて、日本人が特にできてないのが“腕”。日本人は肘から下を使うことが多いですが、海外の選手は腕全体を伸ばして使います。それだけで1メートルくらい距離を取れるんですよ。しかも、体も強いから。ボールを受けたときに相手が来るのが分かったら、準備しながら待って、当たってきたときにグッ!って腕に力を入れて相手をガードする。そういうのは意識して練習しています。

――ネイマールは腕を使いながら相手をいなして、倒れるシーンも多いですよね。

酒井 あれは「ファールをもらえればラッキー」って考えていると思います。日本代表との試合をよく見ると、宏樹に対して腕を使っている。ネイマールは強さはないけど、あの腕がしっかりしているだけでボールと宏樹の間には1~2m間が空いているから、ボールを奪われないんですよね。それをボールキープしながらできるので。

――それらの動きをアシストする意味でもギアは重要になってきますね。

酒井 そうですね。メーカーさんたちが選手のリクエストに追いつくための技術を持ってるから。スパイクもその1つだし、ウェアもそう。それらを使って自分のパフォーマンスレベルが上がるのは選手にとってプラスだから、ぜひ使って自分のスキルアップにつなげたいです。

ALPHASKIN(アルファスキン)

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