ナイキは17日、新スパイク「ハイパーヴェノム3」を発売すると発表した。
新しいハイパーヴェノム3は、カットインやストライクの2つの動きを重視してデザイン。ゴールを決めるために重要なこの2つの要素を念頭に、フライニットの素材変更と、新しいプレートを採用して大きな変更を行った。ナイキ フットボール フットウエア担当副社長のマックス・ブラウ氏は「ゴールスコアラーのスパイクです」、「このスパイクのすべての機能はゴールを決めるために作られています」と述べている。
ゴールスコアリング重視のデザインは、スパイクのストライクゾーンに最も顕著に表現されており、何層にも重ねられたポロン®フォーム材の小片がフライニットのアッパーに組み込まれている。この小片は速度に応じてその固さが変わる特性を持ち、ゆっくりとした速度でボールに当たった時には、ボールのスピードを抑えソフトタッチとなる一方、速いボールを蹴る時には固くなり、しっかりとしたストライクの発射台として機能する。
このストライクゾーンの小片の厚さは2mm。フライニットアッパーのその他の部分は、タッチを高めるために中空構造を構成し、柔軟に仕上げられている。この構造は、2013年に発表したオリジナル ハイパーヴェノムの鱗に似せて作成したアッパーに近いデザインになっている。
ハイパーヴェノム3のエレクトリックグリーン・ハイパーオレンジのカラーは、Nike FootballアプリとNIKE.COMで1月31日より、一部専門店では2月3日より発売となる。
By サッカーキング編集部
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