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松山北が2年ぶり5回目の選手権出場 チームに残った3年生2人が仕事

2016.11.12

 第95回全国高校サッカー選手権の愛媛県大会決勝が12日に開催され、松山工と松山北が対戦した。

 前回大会と今夏のインターハイで全国へ進んだ松山工。一方の松山北はインターハイ出場を決勝で松山工に阻まれており、冬の舞台でのリベンジを狙う。

 試合は開始57秒で動く。松山北は三宅克紀が左サイドで仕掛け、クロスを送るとオウンゴールを誘発。早々に先行する。その後はスコアがなかなか動かなかったが、後半22分に松山工が追いつく。石井隆之介が抜け出すとGKとの1対1を制した。松山北は33分、CKの混戦から3年生の串部太一が決めて、再びリードを得るが、2分後に松山工も大木秀仁のヒールシュートで同点とする。

 一進一退の試合は延長戦へ突入。迎えた延長前半10分、松山北はロングボールからこちらの3年生の稲井雄大がゴールを揺らす。夏に引退せず、チームに残ったたった2人の3年生が勝負を決める得点。延長後半5分には三宅がダメ押し点を奪い、4-2で勝利した松山北が2年ぶり5回目の選手権出場を決めた。

 第95回全国高校サッカー選手権は12月30日に開幕。決勝は2017年1月9日に埼玉スタジアム2002で行われる。なお、組み合わせ抽選会は11月21日に行われる。

By サッカーキング編集部

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