市立船橋から専修大に進学するDF古屋誠志郎 [写真]=吉田太郎
3月に行われる第54回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会で、世界に挑戦する日本高校選抜。2月7日から9日にかけてメンバー選考合宿が実施され、第94回全国高校サッカー選手権大会の優秀選手を中心とした24名が参加した。その中から、注目選手を紹介する。
【高校選抜/注目選手vol.1】DF古屋誠志郎(市立船橋)
身長163センチは高校選抜選考合宿に招集された26選手の中で最も小柄。だが、小さなサイドバックが攻守においてハードワークする姿は必見だ。
第94回全国高校サッカー選手権でも大型選手の懐に身体をねじ込んで、身体を激しくぶつけられてもボールをもぎ取り、攻撃面ではスプリントを繰り返すなどその献身と水準を大きく上回る技術で差を生みだしていた。
2月2日から進路である関東大学リーグの強豪、専修大学の練習に合流し「体力も戻った」。4年後のプロ入りへの準備もすでにスタートさせている。
文=吉田太郎