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神村学園がPK戦を制して準決勝進出…常葉橘は土壇場の同点弾実らず

2016.01.06

PK戦を制した神村学園 [写真]=吉田孝光

 第24回全日本高等学校女子サッカー選手権大会の準々決勝が6日に兵庫県内で行われ、と神村学園(九州1位/鹿児島)と常葉橘(東海2位/静岡)が対戦した。

 10大会ぶりの優勝を目指す神村学園は、1回戦で北海道明清(北海道1位)を下すと、2回戦では広島文教(中国2位/広島)に5-0で大勝。2年ぶりのベスト8進出を決めた。一方、初のベスト4を目指す常葉橘は1回戦で開志学園JSC(北信越1位/新潟)を破ると、2回戦では優勝候補の常盤木学園(東北1位/宮城)をPK戦の末に下し、準々決勝進出を果たした。

 試合は開始早々に神村学園がチャンスを作る。4分、渡辺玲奈がセットプレーから得点を挙げてリードを奪った。

 1点を追う常葉橘は、試合を通して神村学園に押し込まれる展開が続いたが、なんとか最少失点を保つと、後半アディショナルタイム1分にCKから石田菜々海が同点ゴール。2試合連続でPK戦に持ち込んだ。

 PK戦では先攻の神村学園が1人目、2人目を成功させたが、常葉橘は2人連続で失敗する。しかし、神村学園の3人目も枠の右に外してしまい、常葉橘の3人目が成功したため1点差に詰め寄った。神村学園の4人目は成功したが、常葉橘は4人目が失敗してしまい試合終了。3-1でPK戦を制した神村学園が準決勝進出を果たした。

 勝ち上がった神村学園は、7日に行われる準決勝で修徳(関東2位/東京都)と対戦する。

【スコア】
神村学園(鹿児島) 1-1(PK:3-1) 常葉橘(静岡)

【得点者】
1-0 4分 渡辺玲奈(神村学園)
1-1 80+1分 石田菜々海(常葉橘)

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