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前橋育英、5度目の挑戦で初の決勝進出…流経大柏とのPK戦制す

PK戦を制した前橋育英が初の決勝進出 [写真]=瀬藤尚美

 第93回全国高校サッカー選手権大会の準決勝が10日に行われ、埼玉スタジアム2002で千葉県代表の流通経済大柏と群馬県代表の前橋育英が対戦した。

 流通経済大柏は7年ぶりの決勝を目指す戦い。一方、過去4度準決勝で敗れている前橋育英は、初の決勝進出を狙って試合に臨んだ。

 序盤は、流通経済大柏が小川諒也を中心に左サイドから攻撃を仕掛ける。しかし、前橋育英も集中した守備で対応すると、9分には青柳燎汰が積極的にシュートを放った。さらに17分、左スローインを受けた渡邊凌磨がペナルティーエリア手前から右足を振り抜く。ボールは枠を捉えたがGKの好セーブに阻まれた。

 20分過ぎからは前橋育英がボールを保持。ペースをつかむと、27分に渡邊が、33分には岩浩平がミドルシュートを放った。一方、流通経済大柏も34分に小川が左サイドから得点を狙う。GK吉田舜に阻まれたが、惜しいシュートで前橋育英のゴールを脅かした。

 44分にはペナルティーエリア手前で高沢優也が倒され、流通経済大柏にFKのチャンスが訪れる。キッカーの小川が左足で直接ゴールを狙ったが、ボールは枠上に外れた。

 互いに無得点のまま迎えた後半、最初にチャンスをつかんだのは前橋育英。53分、ペナルティーエリア内左で相手DFを抑えながらボールをコントロールした渡邊が強烈なシュートを放つ。直後には右サイドのクロスからフリーの渡邊が再び左足を振り抜いたが、得点は生まれなかった。

 試合が動いたのは72分。縦への攻撃を仕掛けていた流通経済大柏は、縦パスに反応した小川が相手DFとの競り合いを制してループシュートを放つ。ボールはGKの頭上を超えてゴールへ。流通経済大柏が待望の先制点を挙げた。

 リードを許した前橋育英は、82分に渡邊が直接FKでゴールを狙ったが、GKにキャッチされる。だが、最後まで諦めずに攻撃を仕掛けると、試合終了間際に意地を見せた。左サイドからのクロスは相手DFにクリアされたが、こぼれ球を拾った鈴木徳真がゴールを奪取。土壇場で同点に追いついた。

 試合はこのまま1-1で90分が終了し、PK戦に突入。流通経済大柏は1人が失敗したが、前橋育英は5人全員が成功。5-4でPK戦を制した前橋育英が初の決勝進出を果たした。

 12日に行われる決勝で前橋育英は石川県代表の星稜と対戦する。

【スコア】
流通経済大柏 1-1(PK4-5) 前橋育英

【得点者】
1-0 72分 小川諒也(流通経済大柏)
1-1 90分 鈴木徳真(前橋育英)

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