FOLLOW US

京都橘が3年連続8強入り…國學院久我山とスコアレスで終るもPK戦制す

2015.01.03

PK戦で活躍を見せた1年生GK矢田貝壮貴(中央) [写真]=瀬藤 尚美

 第93回全国高校サッカー選手権大会の3回戦が3日に行われ、東京A代表の國學院久我山と京都代表の京都橘が対戦した。

 立ち上がりは拮抗した展開が続いた中、京都橘は12分、右CKからニアの大野挙弥が頭で合わせるも、右ポストに当たり外れた。さらに21分、右サイドからクロスが入ると、ファーサイドで堤原翼が落としたところに、岩崎悠人が反転しながらボレーシュートを放つが、左ポストを直撃。24分には、エリア手間の正面でパスを受けた中野克哉が、自らシュートを放つが、久我山GK仲間琳星が正面でセーブした。

 一方の久我山は28分、エリア手間の正面でこぼれ球を拾った鈴木遥太郎がシュートを放つも、京都橘GK矢田貝壮貴が弾きだしてゴールとはならなかった。京都橘は36分に、中野がエリア手前の左からミドルシュートを放つと、GKの前で落ちるボールになったが、仲間琳星が弾きだした。

 アディショナルに入ると、久我山の飯原健斗が遠目から強烈なシュートを放つが、これも矢田貝がセーブした。直後に終了のホイッスルで、前半はスコアレスで折り返す。

 後半に入って44分、京都橘は浮き球のパスでエリア内右に抜け出した倉本光太郎が右足を振り抜くが、久我山DF花房稔がブロックに入り、枠には飛ばなかった。さらに57分、右サイドから大野挙弥がアーリークロスを入れると、中野が飛び出して合わせるが、枠をとらえられない。

 久我山は73分に、右サイドでのパス交換から飯原がエリア内に侵入してシュートを放つが、矢田貝がキャッチ。77分には、左サイドから、飯原が枠のファーサイドを狙ったミドルシュートを放つが、左に逸れた。
 
 先攻の久我山が4人目までで3人が失敗した一方で、京都橘が3人目まで全員成功させてPK戦を制し、3年連続となるベスト8進出が決まった。

 勝利した京都橘は5日に行われる準々決勝で、群馬代表の前橋育英と対戦する。

【スコア】
國學院久我山 0-0(PK:1-3) 京都橘

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO