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第92回全国高校サッカー選手権大会がきょう開幕 東京代表・國學院久我山のU-18日本代表候補MF渡辺夏彦が登場

 12月30日、国立競技場での開会式、そしてその直後に行われる開幕戦から、第92回全国高校サッカー選手権大会の幕が上がる。全国4千余りの高校から選び抜かれた48校が集う“高校サッカー部の祭典”は、1月13日の決勝まで首都圏各地で行われる。

 30日に行われる注目の開幕戦に登場するのは、地元の名門・國學院久我山(東京B)と15年ぶりの出場となる熊本国府(熊本)だ。

 久我山は2年ぶりの出場となるが、当時1年生として初々しい姿を見せていた選手たちがたくましく成長。主軸選手としてこの晴れ舞台に戻って来た。中でもU-18日本代表候補のMF渡辺夏彦は、クレバーな技巧派MFであり、“久我山らしさ”を体現する存在。バックラインから繋いでいくパスワークの心臓部であると同時に、フィニッシュワークにも絡んでいく。その渡辺と同じく1年次から出場機会を得ていた平野佑一も、繋ぐだけでなく、ボールを“奪える”個性を持った好選手で、こちらも注目だ。また、最前線のFW富樫佑太はパワフルかつアクティブなストライカーらしいストライカー。ある意味で最も“久我山らしくない”彼の存在が、今年のチームの色をより豊かなものにしている。今年はバックラインにも堅さがあるだけに、初の栄冠は夢ではなくて現実的なターゲットだろう。

 対する国府は、15年前に190cmのFW富田誠也を擁して8強入りして以来の出場となる。今回の目標は、それを超えて「国立に帰ってくる」こと。県予選では大会に出ていれば優勝候補に挙げられていたであろう名門・大津を相手に完封勝利。かつての富田のようなシンボリックな怪物はおらずとも、全員で頑張り、体を張って戦い抜く国府サッカーの伝統は健在だ。大津も久我山と同じくポゼッションスタイルのチームだけに、回される展開も想定内。センターバックの西村大吾主将を中心に、優勝候補の久我山相手に“粘り勝つ”ことを目指すことになる。注目はボランチの2年生、山口慶希。U-15日本代表経験も持つ“走れるテクニシャン”は、豪華タレントが揃う久我山の中盤とぶつかる開幕戦のキーマンともなりそうだ。

 30日に行われる1回戦はこの開幕戦のみ。翌31日に残りの1回戦が行われ、年をまたいだ1月2日に2回戦が実施される。この2回戦から、前年度準優勝にして名古屋内定のFW小屋松知哉を擁する京都橘(京都)などのシードチームも登場する。準決勝は1月11日。開会式と開幕戦に終わらず、再び国立の芝を踏む権利を得られるのは、わずかに4チームである。

 なお、開幕戦の模様は日テレ系列で放送予定だ。

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