ウィリアンの新天地はオリンピアコスに決定! [写真]=Getty Images
オリンピアコスは2日、元ブラジル代表FWウィリアンの加入を発表した。複数メディアの報道によると、契約期間は2025年6月30日までの1年間となっているようだ。
現在36歳のウィリアンは母国の名門コリンチャンスの下部組織出身で、2006年1月にトップチームへ昇格した。その後、ウクライナのシャフタールで頭角を表すと、2013年夏にチェルシーへ完全移籍加入。同クラブでは中盤の攻撃的ポジションや左右のウイング(WG)として活躍し、在籍した7年間で公式戦通算339試合出場63ゴール57アシストという成績を残した。
2020年夏に加入したアーセナルでは結果を残せず、翌年に古巣コリンチャンスへ復帰。2022年夏にはフルアムにフリートランスファーで加入し、再びプレミアリーグに活躍の場を移した。2シーズンを過ごした同クラブでは公式戦通算67試合に出場し10ゴール7アシストをマーク。クラブ側は1年間の延長オファーを提示したものの、今年6月末の契約満了をもって退団し、以降はフリーで新天地を探していた。
1925年創設のオリンピアコスは、ピレウスに本拠地を置くクラブ。ギリシャ・スーパーリーグでは過去47度の優勝を誇り、昨シーズンはホセ・ルイス・メンディリバル監督の下でヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)を制覇した。今シーズンのリーグ戦でも開幕から3連勝を飾り、首位をキープしている。
ブラジル代表でも通算70キャップを誇るなど国際舞台での経験も豊富なウィリアン。初挑戦のギリシャではどのような活躍を見せるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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