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ネイマールが足首負傷で病院へ直行…コパ・アメリカ出場に黄色信号

2019.06.06

足首を負傷したネイマール [写真]=Getty Images

 ブラジル代表FWネイマールのコパ・アメリカ出場に黄色信号が灯った。

 ネイマールは5日に首都ブラジリアで行われた国際親善試合、ブラジル代表vsカタール代表戦の序盤に右足首をねん挫。負傷交代を余儀なくされ、そのまま病院へ直行する事態になった。

 前線の左サイドでスタメン出場したネイマールは13分、中盤まで下がってボールを受けると、プレスをかけた相手選手をかわそうとドリブルで中央へ移動した際に相手のスライディングタックルを受けて転倒。ファウルはなかったが、倒れたネイマールは右足を気にする様子をみせて、立ち上がるまでに15秒ほどを要した。その3分後にリシャルリソンが先制ゴールを決めたときも、駆け出すリシャルリソンを追いかけようとしたネイマールは足を引きずって歓喜の輪に加われず、そのままベンチに下がった。

 ベンチで応急処置を受けている間、ネイマールは両手で顔を覆って涙を流した。チームドクターがベンチで確認したのは右足首のねん挫のみであったが、病院でのCT検査が必要との判断で、ネイマールはスタッフの肩を借りてスタジアムを後にした。

 CONMEBOL(南米サッカー連盟)の規定では、コパ・アメリカに出場する23人の変更が認められるのは「重大なケガの場合に限る」とされていて、この場合は担当医の診断書をCONMEBOLが受理・承認した場合となる。そして、その期限は各国代表の初戦の24時間前と定められている。つまり、CBF(ブラジルサッカー連盟)は現地時間で6月13日21時半までに、ネイマールの出場選手登録抹消の是非を決断しなければならない。

(記事提供/Cartao Amarelo)

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