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スタメンに“10番”不在のブラジル…リヴァウド氏「とても悲しかった」

2016.06.06

2002年のW杯を“10番”として制したリヴァウド氏(左)とコパ・アメリカの背番号10ルーカス・リマ(右) [写真]=Getty Images、LatinContent/Getty Images

 4日に行われたコパ・アメリカ センテナリオ USA 2016のグループステージ第1戦で、ブラジル代表はエクアドル代表と0-0で引き分け。大会初戦を勝利で飾ることはできなかった。

 今大会はFWネイマールバルセロナ)が欠場することとなったため、背番号10をMFルーカス・リマ(サントス)が着用している。同選手はエクアドル代表戦ではベンチスタートで、途中出場でピッチに立ったのは試合終盤の86分だった。

 ブラジル代表の先発メンバーに“10番”が不在という状況について、元同国代表MFのリヴァウド氏が心境を明かした。同氏は5日に自身のフェイスブックを更新(https://www.facebook.com/rivaldoferreira10/posts/1268384666519380)している。

 かつて自身も“10番”を背負い、2002年の日韓ワールドカップでは優勝を果たしたリヴァウド氏。コパ・アメリカ初戦でルーカス・リマがベンチスタートだったことを受け、以下のように綴っている。

「昨日の試合でブラジルのナンバー10でベンチに座っているのを見て、私はとても悲しかった。以前のセレソン(ブラジル代表の愛称)であれば、このユニフォーム(10番)はチームの象徴であり、チームを導く存在だった」

ネイマールがコパ・アメリカに出場しないから、今の“10番”はルーカス・リマだね。彼は素晴らしい選手だけど、(エクアドル代表戦で)出場したのは後半40分過ぎだった。私の意見では、ルーカス・リマやガンソはもっと多くの出場時間を得るべきだと思う」

 ブラジル代表の現状に苦言を呈したリヴァウド氏。同投稿には、歴代のブラジル代表で“10番”を背負った選手たちの写真も添付されている。掲載されていたのはペレ氏とロベルト・リベリーノ氏、ジーコ氏、リヴァウド氏、ロナウジーニョ、カカの6名だった。

By サッカーキング編集部

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