FOLLOW US

悲惨な事件から22年…悲劇の英雄を称えてアメリカ対コロンビアでセレモニー

2016.06.05

アメリカ対コロンビアの試合前に追悼セレモニーが行われた [写真]=Getty Images

 コパ・アメリカ センテナリオ USA 2016は3日、アメリカ代表対コロンビア代表というカードで幕を開けたが、実はこの試合に際し、あるセレモニーが開催されていた。コロンビア紙『エル・ティエンポ』電子版が伝えている。

 アメリカ対コロンビアという対戦で思いつく方もいるだろうが、両者は今から22年前の1994年、アメリカ・ワールドカップでも顔を合わせ、コロンビアのDFアンドレス・エスコバルがオウンゴールを献上してしまった。

 この失点が痛手となり、コロンビアは2-1で敗れてグループステージ敗退の失態を演じると、母国に戻ったエスコバルはファンの凶弾に倒れ、27歳の生涯を閉じることとなってしまった。

 22年後、奇しくも同じカードで幕を開けたコパ・アメリカ。会場となったリーバイス・スタジアムにはエスコバルの親戚一同が招待され、コロンビア代表選手のサインが記された背番号「2」のユニフォームが贈呈された。

 セレモニーに出席したエスコバルの兄弟の一人、サンティアゴ氏は「これだけの年月が経ったのに、多くの人がアンドレスのことを覚えていてくれた。なんと素晴らしいことだ」と語り、感謝の意を示した。

By サッカーキング編集部

サッカー総合情報サイト

世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。日本代表をはじめ、Jリーグ、プレミアリーグ、海外日本人選手、高校サッカーなどの国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングといったサッカーにまつわるあらゆる情報を提供しています。「X」「Instagram」「YouTube」「TikTok」など、各種SNSサービスも充実したコンテンツを発信中。

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO