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シント・トロイデン、大王わさび農場とネーミングライツスポンサー契約締結!…スタジアム命名権も獲得

2023.02.02

シント・トロイデンが大王わさび農場とのネーミングライツスポンサー契約を締結 [写真]=STVV

 ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント・トロイデンは2月2日、株式会社大王(以下:大王わさび農場)とネーミングライツスポンサー契約を締結したことを発表した。

 1915年創設の大王わさび農場は、創業108年の歴史を誇るわさび農場企業で、長野県安曇野市に本社を構えている。今回のネーミングライツスポンサー契約締結により、同社はシント・トロイデンの本拠地スタジアムの命名権も獲得した。99年のクラブの歴史において本拠地スタジアムにおける命名権の導入は今回が初。また、日本企業がベルギーリーグのスタジアム命名権を獲得した最初の事例になったという。

 なお、本拠地スタジアムの新名称は「Daio Wasabi Stayen Stadium(ダイオー・ワサビ・スタイエン・スタジアム)」に決定。2月4日(土)に開催されるジュピラー・プロ・リーグ第24節のコルトレイク戦より公式名称として使用予定だという。なお、大王わさび農場はプラチナスポンサーとして、トレーニングウェアにもロゴを掲出することとなっている。

 株式会社大王ならびにシント・トロイデンの立石敬之CEOは今回のネーミングライツスポンサー契約締結に際し、クラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

■株式会社大王
「この度のパートナーシップ契約及び命名権の取得に至った事、当社とその関係者は大変嬉しく思っております。契約締結に関わった全ての方々に御礼を申し上げます。当社は過去100年以上日本の食文化を表現する際に用いられるワサビを軸に、地域の方々と共に歩んで来ました。今回のご縁を大切に、シント・トロイデンVV様の哲学とも協調し、世界の方々との文化相互理解に邁進させて頂きたいと考えております」

■立石敬之CEO
「この度、大王わさび農場様とスタジアム命名権に関する契約を結ぶことができ、嬉しく思っています。私たちのホームスタジアムは、多機能スタジアムとして商業施設やホテルが兼ね添えてあり、ベルギー国内では近代的なスタジアムとして認知されております。2017年のDMM.comの買収以来、多くの日系スポンサーの皆さまと共にSTVVを運営してまいりましたが、今回はスタジアムのネーミングライツスポンサーとして、チケットへの表記、テレビ、各メディアで『大王わさびスタイエンスタジアム』と呼称されることとなります」

「STVV理念の『ここから、世界へ』の中には、日本食を欧州で広めることも一部に入っており、これまでも日本産食材を欧州各地で広げる活動を行ってまいりました。今回は、STVVが行ってきた活動と大王わさび農場様とのビジョンに親和性があったので、契約締結に至りました。これからもホームスタジアムでホームに強いSTVVと言われるように1試合でも多くホームで勝利をあげられるように頑張っていきたいと思います」

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