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前ベルギー指揮官マルティネス氏、ポルトガル代表の新監督に就任か…すでに口頭合意との報道も

2023.01.08

カタールW杯を最後にベルギー代表監督を退いたマルティネス氏 [写真]=Getty Images

 前ベルギー代表監督のロベルト・マルティネス氏が、ポルトガル代表の指揮官就任に近付いているようだ。7日、イギリスメディア『アスレティック』やスペイン紙『マルカ』など複数のメディアが伝えている。

 FIFAワールドカップカタール2022でベスト8敗退に終わったポルトガル代表。先月15日、ポルトガルサッカー連盟(FPF)は2014年から同国代表を率いていたフェルナンド・サントス監督の退任を発表。様々な人物が後任候補として浮上する中、現在ローマを率いているジョゼ・モウリーニョ監督の招へいを最優先に考え、交渉を行なっていると伝えられていた。

 しかし、ここに来て後任候補の筆頭として別の人物の名前が浮上しているようだ。その人物がFIFAワールドカップカタール2022を最後にベルギー代表監督を退いたマルティネス氏。今回の報道によると、同氏はすでにFPFとポルトガル代表の新監督就任で口頭合意に至っているという。『アスレティック』は、早ければ来週中にも就任が正式発表される可能性があると伝えている。

 スペイン出身で現在49歳のマルティネス氏は、現役時代にレアル・サラゴサウィガン、マザーウェル(スコットランド)、スウォンジーなどでプレー。2007年の現役引退後は指導者に転身し、スウォンジーウィガンエヴァートンの監督を歴任した。2016年8月にベルギー代表の監督に就任すると、FIFAワールドカップロシア2018ではチームを3位入賞に導いた。

 しかし、力の高齢化が進むなか、2021年に開催されたEURO2020では準々決勝で敗退。カタールW杯でも世代交代に失敗した影響が響き、ベルギー代表は24年ぶりに主要国際大会でグループステージ敗退となった。

By サッカーキング編集部

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