ファン・ダイクの決勝弾でオランダが勝利 [写真]＝Getty Images
UEFAネーションズリーグ（UNL）のリーグA・グループ4第6節が25日に行われ、首位を走るオランダ代表と、勝ち点差「3」で追いかけるベルギー代表が決勝ラウンド進出をかけて対戦した。
前節でフレンキー・デ・ヨング、メンフィス・デパイが負傷したオランダは、その中核2人を欠いてホームでの首位決戦に臨むことに。一方、首位浮上には3点差以上での勝利が必要となるベルギーは、ケヴィン・デ・ブライネやエデン・アザールらが先発している。
前半は、リスクを冒す必要のないオランダがベルギーの攻撃をシャットダウンしつつ主導権を握る。なんとか先制点が欲しいベルギーは32分、デ・ブライネのふわりとしたラストパスにアクセル・ヴィツェルが反応するも決めきれず、前半はスコアレスのまま終了する。
ベルギーは後半開始から、ヤニック・フェレイラ・カラスコとシャルル・デ・ケテラーレを投入。攻勢を強めると、66分にはデ・ブライネの絶妙なクロスにアマドゥ・オナナが合わせるも、前節38歳で代表デビューしたGKレンコ・パスフェールの好セーブによって防がれた。
すると0－0のまま迎えた73分、オランダはCKにフィルジル・ファン・ダイクが頭で合わせてゴールネットを揺らす。グループ首位の座をグッと手繰り寄せる主将の一撃で、ついに試合の均衡を破ることに成功した。その後はカウンターで追加点のチャンスを伺いつつ、ベルギーに反撃の糸口を与えず試合を締め括った。
試合はこのまま終了。オランダはベルギーを下し、5勝1分で無敗のままグループ首位通過を決め、決勝ラウンドへの切符を掴んだ。
【スコア】
オランダ代表 1－0 ベルギー代表
【得点者】
1－0 73分 フィルジル・ファン・ダイク（オランダ代表）
By サッカーキング編集部
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