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「W杯のためではない」…LAFCの共同社長がベイル獲得の狙いを明かす

2022.06.27

LAFCの加入が事実上決定しているベイル [写真]=Getty Images

 メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルスFC(LAFC)で共同社長兼ゼネラルマネージャーを務めるジョン・トリントン氏が、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルの獲得についてコメントした。イギリスメディア『BBC』が同氏のコメントを伝えている。

 2021-22シーズン限りでレアル・マドリードを退団したベイルは、25日に自身の公式TwitterにてLAFCのユニフォームを身に纏っている動画を投稿。クラブからの発表は現時点で行われていないものの、LAFCへの新加入が決定している状況となっている。

 トリントン氏は「現時点で加入発表の日付は確定していない」と話しつつも、「MLSでは7月上旬に選手を登録できるようになる。まだ書類の処理が完了していないが、うまくいけば今後1週間から10日間ほどでそれらを完了できるだろう。LAに彼と彼の家族を迎え入れるために急いでいるところだ」とコメントした。

 ベイルに関しては今オフの現役引退も噂されており、ウェールズ代表が2022FIFAワールドカップカタールの出場権を獲得したことで、現役を続行することが既定路線となったと報じられた。しかし、トリントン氏はベイルとの契約が「長期的なパートナーシップ」であることを主張。ワールドカップまでのプレー時間を確保するための契約ではないと話している。

「獲得の背景や契約の詳細について具体的な話をすることもできるが、それは私のポリシーに反する。私が言えることは、LAFCとギャレスは今回の契約が長期的なパートナーシップとなるように願っているということだ。ワールドカップのための6カ月間というわけではない。それよりも長期的な話を常にしていた。それは、ギャレスと彼の代理人も明らかにしていることだ」

 また、LAFCはユヴェントスを退団した元イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニの加入も発表済み。クラブは春秋制のMLSでウェスタン・カンファレンスの首位を走っており、タイトル獲得も視野に入っている。トリントン氏は今夏のビッグネーム補強の狙いについて、「我々は常に勝ちたいと思っており、勝者が欲しい。彼らは次のキャリアでも素晴らしい活躍をしてくれるだろう。そして、現在クラブに在籍している選手たちに大きな影響を与える存在だとも考えている」と説明。早ければベイルのデビュー戦は7月8日に行われるLAギャラクシーとのダービーになる可能性があると述べた。

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