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ベルギープロリーグ史上初の日本人指揮官が誕生! 2部デインズが白石尚久氏の監督就任を発表

2022.05.19

白石尚久氏がデインズの監督に就任 [写真提供]=KMSKデインズ

 ベルギープロリーグ2部に所属するKMSKデインズは19日、2022-23シーズンに向けて新体制を発表。新監督に白石尚久氏が就任した。

 1926年に設立されたKMSKデインズはベルギー北西部のデインズ市に拠点を置き、2019-20シーズンよりプロリーグ2部に所属するプロサッカークラブ。2022年2月より、シンガポールを拠点とするサッカー事業会社『ACA Football Partners』がオーナーとなり、2021-22シーズンは4位(8クラブ中)でシーズンを終えた。

 新スタジアム建設計画を発表するなど、急成長を遂げるデインズ。1部昇格へ向けチーム改革を進める中、クラブ史上、またベルギープロサッカーリーグとしても初の日本人監督として、白石氏の就任が決定した。

 現在46歳の白石氏は、高校3年生で本格的にサッカーを始め、大学在学時にアルゼンチンに渡りサッカーを学ぶ。大学卒業後はフランスなどでプレーし、27歳で現役を引退。2008年にFCバルセロナ・アカデミー(スペイン)のコーチに就任し、指導者のキャリアをスタートさせた。以降CEサン・ガブリエル(スペイン女子、監督)、CEエウロパ(スペイン、監督)、ACミラン(パフォーマンスアナリスト)、CFパチューカ(パフォーマンスアナリスト)、エクセルシオール(オランダ、アシスタントコーチ兼テクノロジーストラテジスト)、シント・トロイデンVV(ベルギー、アシスタントコーチ)でコーチを歴任。国際的な指導経験、また最先端技術を駆使した分析能力を評価され、デインズの監督に就任した。

 白石氏は就任に際し、次のようにコメントしている。

「この度KMSKデインズの新監督に就任したことを嬉しく思うと同時に、新たな挑戦を楽しもうと思います。スペイン、オランダ、イタリアでは先進的な戦術、トレーニングメソッド、イノベーションを経験する事ができ、その中で、どのような局面にあっても一年一年、着実に”年輪”を刻んでいく”持続的成長”こそが最も大事だと学びました。また選手の立場に近いほどイノベーションを起こせる可能性も大きくなり、むしろ小さなところの方が新しいものが産まれるチャンスも広がっていると感じています。選手の個性を引き出し、それぞれが賢く走るプレーができるようにチームを構築していきたいと思います」

By サッカーキング編集部

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