2週間のインターナショナルブレイクを経て再開を迎えたシンガポールプレミアリーグ第5節。アルビレックス新潟シンガポールは長期中断を前にアウェイ3連戦を戦う。
連戦最初の相手はホーガン・ユナイテッドFC。前節はタンピネス・ローバーズに1ー7と大敗を喫しているものの、30歳前後の経験豊富な選手たちは曲者そろい。隙を与えないとともに、切り替えのはやさで上回っていきたいところ。対するアルビSは前節コンディション不良でベンチから外れた李忠成と杉田将宏がスタメンに戻ってきた。さらにケガの影響で別メニュー調整が続いていた国本玲央が今季初のベンチ入りを果たした。
試合開始早々、ビッグチャンスが訪れたのはホーガン・ユナイテッドFC。シャワルが起点を作ると、ナズルのマイナスの折り返しにクライチェクが合わせる。ペナルティエリア内ゴール真正面でのシュートは枠を外れる。
その後は両者ともになかなかシュートまで持ち込めず、試合は膠着状態に入るが、これを打開したのはアルビSだった。
前半44分、小林幹のパスを左サイドで受けた李がコントロールしてマイナス方向へパスを送る。これに走り込んだ杉田がダイレクトでゴールへ蹴り込み、アルビSが先制点を奪取する。
後半に入ると、アルビSは田中、李、ニッキーといった前線の選手にシュートチャンスが訪れる。途中交代で入った深澤のドリブル突破からも追加点を狙いにいくが、ゴールを決めきれずにいると、ホームのホーガンを前にやや守勢に回っていく。すると77分、テンポ良く縦に素早くボールをつながれると、モリツのスルーパスにシャワルが抜け出し、あっという間にペナルティエリア内に侵入される。針谷、そして大森が戻って対応するが、折り返しのパスをサヒルに決められ同点に追いつかれる。
前節のセイラーズ戦と同じような試合展開となったアルビSは、残り時間で勝ち越しゴールを奪うべく再度ギアを上げる。82分には角田がミドルシュート、83分には深澤が持ち前のテクニックを活かしてシュートを放つが、どちらもゴールには結びつかない。
アディショナルタイム突入後も深澤、田中にそれぞれ決定機が訪れるが、ゴールネットを揺らすことができず。試合は1ー1で終了し、アウェイ連戦はドロースタートとなった。
次節は5日(火)、ゲイランインターナショナルとアワタンピネスハブで対戦する。キックオフ時間はラマダンのため20:30となる。
2022 SPL第5節(アウェイ)
【日時】
2022年4月1日(金) 19:45キックオフ
【対戦相手】
ホーガン ユナイテッドFC
【会場】
ホーガンスタジアム
【スコア】
アルビレックス新潟シンガポール:1
ホーガン ユナイテッドFC :1
【アルビレックス新潟シンガポール得点者】
44′ 杉田将宏
■次節の予定
2022 SPL第6節(アウェイ)
2022年4月5日(火) 20:30キックオフ
Vs ゲイラン インターナショナルFC
@アワタンピネスハブ
By サッカーキング編集部
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