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ポルトガル1部で…ベンフィカの対戦相手が最低人数を下回り、後半で試合中止に

2021.11.28

ベレネンセスvsベンフィカは後半開始直後で中止に… [写真]=Getty Images

 プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部リーグ)の第12節「ベレネンセスvsベンフィカ」において、試合が中止されたようだ。27日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 今週の始めより、ベレネンセスは選手・スタッフ合計17人に新型コロナウイルス陽性反応が出たと報告。試合開始時点では9人でベンフィカ戦に臨むこととなり、GKジョアン・モンテーロが中盤の選手としてプレーする緊急事態に。そのモンテーロが試合中に負傷するなどしてピッチを後にする選手が3人出たことで、ピッチにいるベレネンセスの選手は6人となったため、試合は後半開始直後に中止となった。なお、試合は前半終了時点でベンフィカが7-0でリードする一方的な展開となった。

 ベレネンセスの選手たちは試合前に共同声明を発表。

「サッカーは競争力がある場合にのみ心を持っている。サッカーは本当にスポーツである場合にのみ心を持っている。サッカーは公衆衛生の模範である時だけ心を持っている。今日、サッカーは心を失った」

 また、マンチェスター・Cのポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァがこの事態について、自身の『Twitter』で言及した。

「これは何だ? 何故試合が延期されなかったのか、理由が分からないのは俺だけか?」

 前代未聞の事態となったベレネンセスとベンフィカの試合。選手たちのメンタル面などに大きな影響が出ないことを祈るばかりだが…

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