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日本人対決は1アシストの伊東に軍配!…鈴木のPK失敗もあり、ヘンクが4発大勝

2021.04.12

伊東(左)のヘンクと鈴木(右)のシント・トロイデンが対戦 [写真]=Getty Images

 ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第33節が11日に行われ、ヘンクシント・トロイデン(STVV)が対戦。ヘンクのFW伊東純也、STVVのFW鈴木優磨、DF橋岡大樹、GKシュミット・ダニエルはスタメン出場を果たし、FW伊藤達哉は61分からの途中出場となった。

 試合は21分、伊東が右サイドから持ち運んでクロスをあげると、味方がニアで潰れたこぼれ球を最後はテオ・ボンゴンダが押しこみ、ホームのヘンクが先制。さらに24分には、敵陣でボールを受けた伊東がブライアン・ヘイネンに柔らかいラストパスを送ると、これをヘイネンが豪快に決めてリードを広げた。勢いに乗るヘンクは35分にも追加点を決め、その差を3点に広げる。

 反撃したいSTVVは、40分にPKを獲得する。このキッカーを務めた鈴木は、右足でゴール中央を狙ったものの、これはGKのセーブにあって反撃の狼煙とはならない。

 試合は後半へ入ると、リードするヘンクは53分、勝負を決定づけるこの日4ゴール目をゲットする。しかし58分、伊東が股関節を痛めるアクシデントが発生すると、ピッチへと座り込んだ伊東はこのまま負傷交代することとなった。試合はその後、STVVは伊藤達哉を61分に投入したものの、反撃のゴールを奪うことはできなかった。

 試合はこのまま4-0で終了。最終節となる次節、ヘンクはアウェイでアントワープと、STVVはホームでアンデルレヒトと、それぞれ18日に対戦する。

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