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ハーランドは9試合で達成…今季欧州4大リーグで最も速く10ゴールに到達したのは誰?

2020.05.21

今季最も速く10ゴールに到達したのは? [写真]=Getty Images

 ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが、驚異的なペースで得点を重ねている。16日に行われたブンデスリーガ第26節のシャルケ戦では、先制点をマーク。今年1月にザルツブルクから加入して以降、わずか9試合の出場でリーグ戦10ゴールに到達した。

 では今シーズン、最も速く10ゴールに到達した選手は誰なのだろうか。今回は移籍情報サイト『transfermarkt』や統計サイト『WhoScored.com』を参照し、欧州4大リーグのデータを集計。2ケタ得点を達成するまでの“出場試合数”が最も少ない選手トップ10をランキング形式で紹介する。

※カッコ内は(現所属クラブ/国籍)

▼9位タイ 13試合
ロメル・ルカク(インテル/ベルギー)
今季リーグ戦成績:25試合出場/17得点

[写真]=Getty Images


 昨シーズンはマンチェスター・Uで出場25試合目にして10ゴールに到達したルカク。今シーズンから加わったインテルでは開幕戦からネットを揺らすなど好スタートを切り、出場13試合目で2ケタ得点を達成した。さらに今年2月には、インテル史上最速で公式戦20得点を達成した選手となった。

ロウヴェン・ヘニングス(デュッセルドルフ/ドイツ)
今季リーグ戦成績:25試合出場/11得点

[写真]=Getty Images


 昨年11月のシャルケ戦でハットトリックを記録するなど、開幕13試合で10ゴールをマーク。しかしその後の12試合で奪ったゴールは1つと、極度のスランプに陥っている。現在16位と降格の危機に瀕するチームにとっては、エースの復調が待たれるところだ。

▼7位タイ 12試合
カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード/フランス)
今季リーグ戦成績:26試合出場/14得点

[写真]=Getty Images


 クリスティアーノ・ロナウドの退団以降、レアル・マドリードのエースに君臨するベンゼマ。その活躍ぶりは数字でも証明されており、今シーズンは出場12試合目にして10ゴールに到達。直近4シーズンでは、最も速いペースだった。ただ、ベンゼマに次ぐチーム2番目の得点者はDFセルヒオ・ラモス(5ゴール)で、2ケタ得点を挙げているのはベンゼマだけと、孤軍奮闘ぶりが際立っている。

タミー・アブラハム(チェルシー/イングランド)
今季リーグ戦成績:25試合出場/13得点

[写真]=Getty Images


 昨シーズン、レンタル先のアストン・ヴィラでゴールを量産し、今シーズンからチェルシーの“9番”を託されたアブラハム。開幕からスタメンの座を勝ち取ると、第12節のクリスタル・パレス戦で得点数を2ケタにのせた。フランク・ランパード監督が高く評価する万能性を武器に、新生チェルシーを牽引している。

▼5位タイ 11試合
ジェイミー・ヴァーディ(レスター/イングランド)
今季リーグ戦成績:26試合出場/19得点

[写真]=Getty Images


 アブラハムを上回るペースでゴールを積み重ねたのがヴァーディだ。開幕からフル出場を続け、第11節には得点数が「10」の大台に到達。今シーズン、プレミアリーグ最速で2ケタ得点を記録した。その後も持ち前の得点力を発揮し、ここまで26試合出場で19ゴールをマーク。得点ランクで首位に立っている。

ティモ・ヴェルナー(ライプツィヒ/ドイツ)
今季リーグ戦成績:26試合出場/21得点

[写真]=Getty Images


 ヴェルナーも出場11試合で2ケタ得点に到達。その間に2度のハットトリックを記録するなど、固め取りでゴール数を稼いだ。今シーズンここまで21ゴールは、ロベルト・レヴァンドフスキ(26ゴール)に次ぐリーグ2位。自身初の得点王獲得に向けて、再びゴール量産が期待される。

▼4位 10試合
リオネル・メッシ(バルセロナ/アルゼンチン)
今季リーグ戦成績:22試合出場/19得点

[写真]=Getty Images


 今シーズンはケガの影響で出遅れたが、わずかなハンデに過ぎなかった。第5節で初めてピッチに立つと、その後の10試合中7試合でゴールを奪い、2ケタ得点を達成した。出場10試合での10ゴール到達は、今シーズンのリーガ・エスパニョーラ最速記録だ。

▼2位タイ 9試合
アーリング・ハーランド(ドルトムント/ノルウェー)
今季リーグ戦成績:9試合出場/10得点

[写真]=Getty Images


 ハーランドは2位タイにランクイン。トップの座を譲ったものの、欧州4大リーグ初挑戦であることを考えると恐るべき19歳だろう。今シーズンここまで、ザルツブルクとドルトムントで挙げた公式戦の得点数は「41」。ヨーロッパでプレーする選手としては、レヴァンドフスキ(40ゴール)を上回り、トップに立っている。シーズン終了までに、どこまで記録を伸ばすのか楽しみだ。

チーロ・インモービレ(ラツィオ/イタリア)
今季リーグ戦成績:26試合出場/27得点

[写真]=Getty Images


 ハーランドと同じペースで2ケタ得点に到達したのがインモービレだ。ここまで26試合の出場で27ゴールをマーク。1試合平均1ゴール以上のペースで得点を積み重ねている。欧州4大リーグ最多の得点数を誇り、2シーズンぶり3度目のセリエA得点王も視野に捉えている。

▼1位 6試合
ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン/ポーランド)
今季リーグ戦成績:24試合出場/26得点

[写真]=Getty Images


 今シーズンの欧州4大リーグで最も速く10ゴールを記録した選手は、レヴァンドフスキだった。開幕から立て続けにネットを揺らし、わずか6試合で得点数が2ケタに到達。バイエルン加入以降では、2015-16シーズンと並ぶ自己最速記録だ。その後も勢いは止まらず、第26節終了時点で26ゴールをマーク。元西ドイツ代表FWゲルト・ミュラー氏以来、ブンデスリーガ史上2人目の快挙を成し遂げた。

(記事/Footmedia)

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