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ポルトFWマレガ、人種差別に対抗し自ら退場「馬鹿たちに『クソ食らえ』と…」

人種差別に抗議したマレガ(写真は8日のベンフィカ戦) [写真]=Getty Images

 16日に行われたポルトガル1部プリメイラ・リーガ第21節ヴィトーリア・ギマランイス対ポルト戦で、ポルトのマリ代表FWムサ・マレガに対する人種差別行為が行われた。同日、イギリスメディア『BBC』が報じた。

 マレガは同試合の60分に決勝点となるゴールを挙げたが、ゴールセレブレーションの際にはスタンドからは座席が投げ込まれ、黒人差別に用いられる『モンキーチャント』も鳴り響いた。同選手は抗議の意味も込めて、投げ込まれたイスを頭に被ったが、このことでイエローカードを提示された。

 その後、マレガは我慢の限界を迎え、70分に自らピッチを後にした。ポルトのチームメイトは説得に努めたが、同選手は聞き入れず。退場する際にはスタンドに向けて、親指を下に向けるジェスチャーや中指を立てるジェスチャーも見せていた。結局、ポルトのセルジオ・コンセイソン監督は、交代枠を1枚使って事態に対応した。

 コンセイソン監督は試合後の記者会見で、「私たちは国籍、肌の色、髪の色に関係なく家族なんだ。私たちは人間であり、リスペクトされるべき存在だ。ここで起こったことは残念でならない。ヴィトーリアのファンに情熱が存在することはわかっているし、ほとんどの人たちは、ウォームアップからムサを侮辱していた人たちとは同じじゃないと思っている」とコメントした。また、ポルトはクラブ公式サイトを通じて、「ギマランイスとポルトガルのサッカー界に恥をかかせる悲しい状況」と人種差別行為を非難した。

 マレガは試合後、自身の公式Instagramを更新し、「俺はただ、人種差別主義を大声で主張するためにスタジアムを訪れるような馬鹿たちに『クソ食らえ』と言いたいだけだ」とファンに向けてメッセージを送った。また、イエローカードを提示した主審に対しては、「あんたとは2度とサッカーのピッチで合わないことを願っているよ」と綴った。

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