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C・ロナウドのためにフォーメーションを変更?…UEFA発表の年間ベスト11に黒い疑惑

2020.01.17

UEFAのベスト11に選ばれたC・ロナウド [写真]=Getty Images

 欧州サッカー連盟(UEFA)が15日に発表した2019年のベストイレブンが話題を呼んでいる。16日、アメリカメディア『Bleacher Report』がイギリス紙『デイリー・メール』のマイク・キーガン記者を引用して伝えた。

 UEFAの『チーム・オブ・ザ・イヤー』は、毎年ファンからの投票によって選ばれており、今年は200万以上の票が集まった模様。リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドら大御所をはじめ、昨季のチャンピオンズリーグ(CL)を制したリヴァプールの5選手などが『4-2-4』の布陣で並べられた。

 キーガン記者によると、今年のフォーメーションには伝統の「4-3-3」が採用される予定だった。しかし、FWの得票数が1位メッシ、2位サディオ・マネ、3位ロベルト・レヴァンドフスキ、そして4位C・ロナウドという順番になったことで、不正な力が働いたと同記者は指摘している。UEFAは組織上層部も“お気に入り”のC・ロナウドを今年もベスト11に入れるため、MFの得票数で3位だったエンゴロ・カンテを“犠牲”にして、システムを「4-2-4」に変更したというのだ。

 一方、UEFAはフォーメーション変更について、「今年のフォーメーションは、UEFA大会での選手の成績と並行してファンの投票を反映するように選ばれました。その結果、5人のCL王者と、1人の勝者を含む4人のUEFAネーションズリーグのファイナリストが入ることになったのです。フォーメーションは定期的に変更されており、今年も例外ではありません」と説明。C・ロナウドの入賞は、ポルトガル代表としてネーションズリーグを制した功績を称えてのものだと弁明した。

 事実、2019年のC・ロナウドは代表戦10試合で14得点をマーク。ネーションズリーグ準決勝スイス戦ではハットトリックの活躍を披露し、母国の優勝に一役買っていた。

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