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シントトロイデン、HSVからFW伊藤達哉が完全移籍!…今夏日本人3人目の補強

2019.08.22

シントトロイデン移籍が決まった伊藤達哉 [写真]=Bongarts/Getty Images

 ジュピター・プロ・リーグのシントトロイデンは22日、ハンブルガーSV(HSV)からFW伊藤達哉を獲得したことをクラブ公式サイトで発表した。

 契約は完全移籍で年数は公表されていない。背番号は「23」に決まっている。ドイツ紙『ビルト』は移籍金150万ユーロ(約1億8000万円)+ボーナスと報じていた。

 現在22歳の伊藤は、2015年夏に柏レイソルU-18からHSVの下部組織に移籍。2017年9月24日に行われたブンデスリーガ第6節レヴァークーゼン戦に途中出場し、トップデビューを飾った。翌第7節のブレーメン戦では先発デビューを飾ると、“ノルト・ダービー”でキレのあるプレーを見せて地元ファンの心を掴み、同年12月15日に2021年6月30日までのプロ契約を締結。17-18シーズンはブンデスリーガ20試合に出場した。

 2部降格の18-19シーズンは10月に下部時代の恩師クリスティアン・ティッツ前監督が解任されると、後任のハネス・ヴォルフ監督のもとで出場機会が減り、トップチームでは公式戦17試合の出場に留まった。今シーズン就任したディーター・ヘッキング新監督のもとでもトップチームから外されて、2軍でのプレーを言い渡されたことで、今夏の移籍が噂されていた。

 シントトロイデンは今夏、ベガルタ仙台からGKシュミット・ダニエルと鹿島アントラーズからFW鈴木優磨が加入。3人目の日本人の補強となった。

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