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警察当局で聴取を受けたプラティニ氏が釈放…「さまざまなことについて聞かれた」

2019.06.19

フランス当局に身柄を拘束されていたミシェル・プラティニ氏が釈放された [写真]=Getty Images

 フランス当局に身柄を拘束されていた欧州サッカー連盟(UEFA)前会長のミシェル・プラティニ氏が19日、パリ近郊のナンテールで釈放された。

 2022年のワールドカップ開催国は、2010年に行われたFIFAの理事会で投票によりカタールに決定した。当時FIFAの副会長も務めていたプラティニ氏は、開催国決定の際、当時の会長ゼップ・ブラッター氏と共に贈収賄などの汚職に関わったとして、問題として浮上した2015年から4年間の活動停止を余儀なくされている。海外メディアは、当疑惑を常に否定してきたプラティニ氏が、汚職の容疑でフランスの警察当局に身柄を拘束されたと報じていた。

 プラティニ氏は釈放後にメディアの前に登場。同席した代理人を務める弁護士のウィリアム・バードン氏は「全ては事実無根です」と報じられていた汚職疑惑を否定した。さらに、「プラティニ氏は罪に問われてはいません。全く無関係の事件です。我々に近しい事件のため、捜査官たちが単に話を聞きたかっただけです」と、プラティニ氏に対して嫌疑がかかっていないことを強調した。

 プラティニ氏も今回の聴取について報道陣へ「さまざまなことについて聞かれた。2016年のユーロ、2018年のロシアW杯、カタールW杯、パリ・サンジェルマン、FIFAなどについてだ」と話した。

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