2019.03.05

大詰めを迎えた欧州サッカー…今季3冠の可能性を残しているクラブとは?

バルセロナ、マンチェスター・C、バイエルン、アヤックス
今季3冠の可能性を残しているクラブたち [写真]=Getty Images
「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

 3月に突入し、欧州サッカーは大詰めを迎えている。5日からは、チャンピンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)のセカンドレグがスタート。いよいよ欧州8強進出クラブが決定する。

 運命の大一番を迎える16クラブのうち、7クラブには国内リーグ、国内カップ、そしてCLの3冠を達成する可能性が残っている。欧州では、2014-15シーズンのバルセロナを最後に、この偉業を成し遂げたクラブは誕生していないが、今季はその可能性が十分にありそうだ。果たして、新たな伝説は生まれるのか。今回は、3冠に挑む7クラブを紹介する。

バルセロナ

バルセロナ

[写真]=Getty Images

リーガ・エスパニョーラ 1位
コパ・デル・レイ 決勝進出
チャンピオンズリーグ ラウンド16進出

2月27日と3月2日に行われた“クラシコ2連戦”で2連勝をマーク。その結果、コパ・デル・レイでは6年連続の決勝進出を決め、ラ・リーガでは3位レアル・マドリードとの差を12ポイントに広げた。バルセロナは2008-09、そして2014-15シーズンと、2度にわたって3冠を成し遂げた唯一のクラブであり、今季は史上初の“3度目”に挑戦している。ただ、CLは過去3シーズン連続でベスト8敗退を余儀なくされており、鬼門を突破できるか否かは大きな焦点となりそうだ。

パリ・サンジェルマン

パリ・サンジェルマン

リーグ・アン 1位
クープ・ドゥ・フランス 準決勝進出
チャンピオンズリーグ ラウンド16進出

バルセロナ同様、フランス国内では圧倒的な強さを誇っている。1試合未消化ながら、リーグ・アンでは2位リールに17ポイント差をつけて首位を独走。クープ・ドゥ・フランスも準決勝まで勝ち進み、大会5連覇まであと2勝としている。ただし、彼らにとっても最大の目標はCL制覇。過去最高成績はベスト8と準決勝に勝ち進んだこともなく、今季こそ未知の領域に踏み入ることができるのか注目される。

マンチェスター・C

マンチェスター・C

プレミアリーグ 1位
FAカップ 準々決勝進出
カラバオ・カップ 優勝
チャンピオンズリーグ ラウンド16進出

欧州主要クラブで唯一、“4冠”の可能性を残しているのがマンチェスター・Cだ。すでに、2月24日に行われたカラバオ・カップで連覇を達成。プレミアリーグでも首位の座を取り戻し、FAカップはベスト8、チャンピオンズリーグはラウンド16に勝ち残っている。昨季はリーグとカラバオ・カップの2冠を達成しているだけに、3冠は現実的な目標と言える。

マンチェスター・U

マンチェスター・U

プレミアリーグ 4位
FAカップ 準々決勝進出
チャンピオンズリーグ ラウンド16進出

マンチェスター・Cとは、プレミアリーグで13ポイントの差があるため、3冠達成は非常に厳しい。それでも、オーレ・グンナー・スールシャール新監督就任以降は、かつての強さを取り戻したかのように勝ち星を重ねている。今季は奇しくも、1998-99シーズンの“トレブル(3冠)”達成から20年の節目のシーズン。選手として当時の奇跡を経験した指揮官のもと、6日に行われるパリ・サンジェルマンとの大一番でも逆転勝利を狙う。

バイエルン

バイエルン

[写真]=Getty Images

ブンデスリーガ 2位
DFBポカール 準々決勝進出
チャンピオンズリーグ ラウンド16進出

今季前半戦はバイエルンらしからぬ躓きを見せたが、その後はしっかりと軌道修正。クラブ初の3冠を達成した2012-13シーズンほどの強さはないものの、昨年11月下旬以降は公式戦でわずか1敗と、“王者”の姿が戻ってきた。ブンデスリーガでは、2日のボルシアMG戦に勝利したことにより、首位ドルトムントと同勝ち点に。史上初のリーグ7連覇も視界に捉えている。リヴァプールをホームに迎える13日の大一番も万全の状態で迎えられそうだ。

アヤックス

アヤックス

[写真]=Getty Images

エールディヴィジ 2位
KNVBカップ 決勝進出
チャンピオンズリーグ ラウンド16進出

過去に、欧州で3冠を達成したクラブは7つだけ。アヤックスはそのうちの1つであり、1971-72シーズンに快挙を成し遂げた。あれから47年。クラブの立ち位置は大きく変わったが、魅力あふれるサッカーで快進撃を続けている。CLでは13シーズンぶりにグループステージを突破。ラウンド16はファーストレグで敗れたが、“王者”レアル・マドリードを相手に健闘してみせた。セカンドレグでジャイアントキリングを起こす可能性は十分にある。

ポルト

ポルト

[写真]=Getty Images

プリメイラ・リーガ 2位
タッサ・デ・ポルトガル 決勝
チャンピオンズリーグ ラウンド16

2日に行われたベンフィカとの“オ・クラシコ”は1-2で敗戦。宿敵に首位の座を明け渡したものの、優勝の可能性は残っており、国内カップ戦との2冠達成は十分にあり得る。CLでは、ポルトガル勢として唯一の16強進出。ローマとのラウンド16ファーストレグは1-2で落としたものの、逆転が不可能なスコアではない。イケル・カシージャスやペペなど百戦錬磨のベテランの存在も心強く、ホームでの8強進出を目指す。

(記事/Footmedia)

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