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クアリャレッラ、ファン・ペルシーら…今季欧州で活躍する“おっさんストライカー”たち

2019.01.29

第一線で活躍を続けるベテラン選手たち [写真]=Getty Images

 2018-19シーズンの欧州サッカーも後半戦がスタートした。レアル・マドリードのヴィニシウス・ジュニオールやドルトムントのジェイドン・サンチョなど、今季は若いアタッカーの覚醒が目立つが、30代半ばを迎えながら第一線で活躍を続けるベテラン選手たちも存在する。そこで今回は、欧州各国リーグで輝く“おっさんストライカー”を7名紹介する。

写真=Getty Images

ファビオ・クアリャレッラ

ファビオ・クアリャレッラ

生年月日:1983年1月31日(35歳)
国籍:イタリア
所属クラブ:サンプドリア

過去にユヴェントスやナポリでプレーし、イタリア代表経験も持つストライカー。昨季、35歳で自己最多のリーグ戦19得点を挙げると、今季はそれを上回るペースでゴールを量産している。開幕21試合で16ゴールをマーク。26日のウディネーゼ戦では11試合連続ゴールを達成し、元アルゼンチン代表FWガブリエル・バティストゥータ氏が樹立したセリエA記録に肩を並べた。クリスティアーノ・ロナウドらと共に“得点王”のタイトルも争っており、どこまで得点数を伸ばすのか注目される。

■ロビン・ファン・ペルシー

ロビン・ファン・ペルシー

生年月日:1983年8月6日(35歳)
国籍:オランダ
所属クラブ:フェイエノールト

オランダ代表の歴代最多得点記録を保持するレジェンド。アーセナルやマンチェスター・Uなどで活躍した後、昨年1月にプロデビューを果たしたフェイエノールトに復帰した。すると今季はエールディヴィジでチーム最多の10ゴールをマーク。27日に行われたアヤックスとの“デ・クラシケル”では2得点を奪って、6-2の逆転勝利に貢献した。昨年10月には、今季限りでの現役引退を表明したが、キャプテンとして若い選手たちをけん引している。

ホルヘ・モリーナ

ホルヘ・モリーナ

生年月日:1982年4月22日(36歳)
国籍:スペイン
所属クラブ:ヘタフェ

29歳のとき、ベティスで初の1部デビューを果たした苦労人。マドリードの国立体育大学を卒業し、日本のA級に相当する指導者ライセンスを保持する変わり種でもある。2016年にヘタフェに加入すると、1年目からリーグ戦20得点を挙げて1部昇格に貢献。3年目の今季は第20節までに8ゴールをマークし、昨季の7ゴールを早くも上回った。2012-13シーズンにベティスで達成した1部での自己最多得点記録(13ゴール)の更新にも期待がかかる。

グレン・マレー

グレン・マレー

生年月日:1983年9月25日(35歳)
国籍:イングランド
所属クラブ:ブライトン

27歳でイングランド2部リーグ、そして30歳でプレミアリーグデビューを果たした遅咲きのFW。昨季は34歳にしてプレミアで初の2桁得点をマークし、ブライトンの残留に大きく貢献した。今季もリーグ戦全23試合に出場、チームトップの8ゴールを記録している。第16節以降、8試合連続でゴールに見放されているが、指揮官やチームメイトたちからの信頼は揺るがない。

クラース・ヤン・フンテラール

クラース・ヤン・フンテラール

生年月日:1983年8月12日(35歳)
国籍:オランダ
所属クラブ:アヤックス

レアル・マドリード、ミラン、シャルケといった名門クラブを渡り歩いてきた、オランダを代表する点取り屋。2017年夏、8年半ぶりにアヤックス復帰を果たすと、1年目から公式戦13ゴール8アシストを記録。今季もここまで公式戦14ゴール4アシストを叩き出し、“9番”としての役割を果たしている。チャンピンズリーグ決勝トーナメント1回戦では、古巣レアル・マドリードとの対戦が決定。かつての“本拠地”サンティアゴ・ベルナベウでどんなプレーを披露するのか、要注目だ。

ギョーム・オアロ

ギョーム・オアロ

生年月日:1984年3月5日(34歳)
国籍:フランス
所属クラブ:ヤング・ボーイズ

母国フランスではル・アーヴルやパリ・サンジェルマンで活躍、2013年には中国でもプレーした長身FW。2014-15シーズンからヤング・ボーイズに所属し、今季まで5年連続で二桁得点を達成。今季も前半戦を終えてリーグ最多の13ゴールを記録し、首位独走の原動力となっている。グループステージ敗退となったが、チャンピオンズリーグではユヴェントス相手に2得点を挙げて、大金星の立役者となった。

■イゴール・アングロ

イゴール・アングロ

生年月日:1984年1月26日(35歳)
国籍:スペイン
所属クラブ:グールニク・ザブジェ

アスレティック・ビルバオ下部組織出身のアタッカー。2013年から海外生活をスタートさせると、2016年に契約したポーランドのグールニク・ザブジェでブレイクを果たした。1年目から2部最多の17ゴールをマーク。クラブを1部昇格に導くと、昨季は得点王のタイトルまであと1点と迫る23ゴールを叩き出した。すでに30歳を過ぎていたため、ステップアップを果たすことはできなかったが、今冬ミランへ移籍したクリシュトフ・ピョンテク(当時KSクラコヴィア所属)並みの活躍を披露。今季も得点ランキングトップタイとなる12ゴールを挙げるなど、その得点力に陰りは見えない。

(記事/Footmedia)

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