事態はなかなか収束しない [写真]=Getty Images
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの性的暴行疑惑に進展があったようだ。イギリスメディア『BBC』が10日に報じている。
現在33歳のC・ロナウドは、以前よりアメリカ人女性への性的暴行疑惑を報じられている。同選手は事件に関して完全否定しているが、スポンサー企業の「ナイキ」などが懸念の色を隠せていないなど、事態は収束していない。
そして新年早々、ラスベガス警察は調査の一環として同選手にDNAサンプルを提供させる令状を出した。『BBC』は「この調査はいたって“当たり前”の調査であり、C・ロナウド側も“想定内”だろう」と伝えている。
この騒動は、アメリカ人女性のキャサリン・マヨルガ氏が、2009年にラスベガスで起きた性的暴行被害について今になって告発したというもの。当時キャサリン氏は同選手に口止め料を要求し、それを受け取り事態を穏便に収束させることに合意していたが、2018年に「#Metoo」の流れから世間に公表。現地当局が本格捜査に乗り出す事態に発展していた。
C・ロナウド側は一貫して合意のうえでの行為だったと主張。また、秘密保持契約も締結しているという姿勢を貫いている一方で、キャサリン氏は秘密保持契約の無効を宣言しようとしている。
By サッカーキング編集部
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