スポルディングのファン [写真]=Getty Images
プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部リーグ)のスポルティングに所属する選手やスタッフが、襲撃に遭った。イギリスメディア『スカイスポーツ』など複数メディアが報じている。
同メディアによると、事件が起きたのは15日。選手たちがトレーニングを行なっていた練習場に、マスクを被って顔を隠した過激派のファンのグループ約50人が侵入し、選手やスタッフを襲撃したという。これにより、チームのエースのオランダ代表FWのバス・ドストや、副監督のマリオ・モンテイロ氏など数人が負傷したようだ。
この事件を受けてスポルティングは次のように声明を発表している。
「スポルティングは今回の事件に対して強く非難する。選手やコーチ、スタッフに対する暴力行為、および破壊行為、スポーツを尊重しない犯罪行為は到底受け入れられるべきものではない」
同メディアは、チームが今季リーグ3位に終わり、リーグ優勝やチャンピオンズリーグ出場権を逃したことにサポーターが激怒し、今回の犯行に至った可能性があると伝えている。