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アトレティコMFカラスコを狙う中国1部クラブ、トーレス獲得も画策?

2018.02.23

中国クラブからの関心が伝えられているカラスコ(左)とトーレス(右)[写真]=Getty Images

 中国スーパーリーグ(1部)の大連一方は、アトレティコ・マドリードに所属するベルギー代表MFヤニック・フェレイラ・カラスコだけでなく、同僚の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスの獲得も狙っているようだ。スペイン紙『アス』が22日に報じている。

 同紙は21日付の記事で、大連一方がカラスコの獲得に迫っていると報道。移籍金は3000万ユーロ(約39億5000万円)となり、早ければ今週中にも移籍が成立する見通しだと伝えていた。

 ただし、大連一方はカラスコだけでなく、トーレスの獲得も狙っているという。今回の報道によると、正式なオファーは存在しないものの、同クラブは移籍の可能性について、アトレティコ・マドリード側に問い合わせを行ったとのこと。なお、カラスコへの1000万ユーロ(約13億1500万円)を上回る、年棒1500万ユーロ(約19億8000万円)を支払う用意があるという。

 トーレスに中国移籍の可能性が浮上するのは、今回が初めてではない。昨年夏には、当時2部に在籍していた北京人和(今シーズンから1部昇格)が、同選手の獲得に関心を示していると報じられた。その後も、メキシコやフランスのクラブからオファーが届いたという報道が出回った。

 現在33歳のトーレスは、今シーズン限りでアトレティコ・マドリードとの契約が満了する。今もなお契約延長の話は伝わってこない中、ディエゴ・シメオネ監督は21日の会見で、同選手を来シーズン以降も引き留める考えがないことを明言。残留へのハードルはますます高くなっている。

 同紙によれば、アトレティコ・マドリードはトーレスに中国移籍を強要する考えはなく、本人の意向に従うとのこと。中国リーグの移籍期限は今月28日となっており、決断を下す時間は1週間を切っている。

 果たして、アトレティコ・マドリードの“10番”を背負うカラスコに続き、“9番”のトーレスまでもがスペインを離れることになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

(記事/Footmedia)

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By Footmedia

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