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坂井大将が新潟へ期限付き移籍…昨夏に欧州挑戦もビザが下りず出場困難に

2018.01.22

新潟への期限付き移籍が決定した坂井大将 [写真]=Getty Images

 アルビレックス新潟は22日、大分トリニータからMF坂井大将を期限付き移籍で獲得した。期間は2018年2月1日から19年1月31日までで、大分と対戦する全ての公式戦で出場不可となる。

 大分の育成組織出身の坂井は15年にトップチームに昇格。昨年8月にはベルギー2部のテュビズに期限付き移籍し、3試合に出場していた。大分のクラブ公式HPによると「VISA取得の関係により出場機会を得ることが困難になった」と説明している。


 新潟のクラブ公式HPを通じて「初めまして新潟の皆さん、大分トリニータから来ました坂井大将です!みんなからはだいすけや、だいちゃんと呼ばれているので、そう呼んでもらえたら嬉しいです!1年でJ1に復帰できるよう、一生懸命頑張ります。よろしくお願いします!」とコメントを発表した。

 また大分のクラブ公式HPを通じて、ファン・サポーターへメッセージを送っている。

「今回、新潟に行く事になりました。半年前、ベルギーに1年間レンタルで行く事は自分なりに相当な覚悟を持った決断でした。当初は試合にも出られ、言葉や文化が違ってストレスが溜まる事があっても、海外でやっていることが実感出来て全てが新鮮で楽しく感じていました。しかし数か月後からVISAがおりず試合に出られない環境が続きました。海外に出ないと分からない事でそれもひとつの経験だと思っていましたが、やはり試合に出たいという気持ちが強くなりました。気が付いたらVISAがおりないまま、リーグは終盤に入っていました。大分に帰るという選択肢もありましたが、海外に出て結果という部分に凄くこだわりを持つようになり、結果を出してない、活躍していないまま大分に帰るのは自分の中で違うと思いました。そんな中アルビレックス新潟からお話を頂き、自分なりに決断しました。ベルギーの生活にも慣れ、日本に帰るという選択自体も本当に凄く悩みましたが、やはり試合に出たいという気持ちが勝りました。大分で活躍がしたいからこそ、この様な決断をしました。これが僕の素直な気持ちです。皆さんに直接報告出来ず、この様な形になってしまった事を本当に申し訳なく思っています。しかしこの半年間、凄く良い時間を過ごせて、色々な人と出会い、自分の考えが変わり、海外に出たからこそ分かる事ばかりだったので、貴重な時間を過ごせました!新潟に行って活躍出来るように頑張ります。よろしくお願いします!」

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