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パト、自身初のW杯出場を目指す…「代表復帰だけを考えてプレーしてきた」

2018.01.17

天津権健で15得点をマークしたパト [写真]=VCG/VCG via Getty Images

 天津権健でプレーするブラジル人FWアレシャンドレ・パトが、同国代表として今夏に迫る2018 FIFAワールドカップの出場を目指していると語った。イギリスのサッカー誌『FourFourTwo』の電子版が伝えている。

 現在28歳のパトはインテルナシオナルの下部組織出身。2007年からはミランでプレーし、2008-09シーズンにはセリエA年間最優秀若手選手賞を受賞するなどブレイクを果たした。その後、度重なるケガに悩まされ出場機会が減り、2013年1月には母国に復帰。コリンチャンスやサンパウロでのプレーを経た後、チェルシーやビジャレアルなど再びヨーロッパのリーグに新天地を求め、2017シーズンからは天津権健でプレーしている。

 加入1年目となった昨シーズンは中国スーパーリーグで24試合に出場し、15得点をマーク。チームをけん引し、改めてその実力を見せつけただけに、再びブラジル代表に選出される機会を望んでいるようだ。

 パトは「チームを新たなレベルに引き上げるような、皆の予想を超える活躍ができたと思っている」と中国での活躍に手ごたえを示すと、「2017年はブラジル代表のことだけを考えてやってきたんだ。チームの練習以外にも自主的にトレーニングしたり、家に設置しているジムでも体を動かしてきた」と陰の努力を明かした。

 また、広州恒大からバルセロナへ移籍したブラジル代表MFパウリーニョや、北京国安に所属する同代表MFレナト・アウグストなどの名前を挙げ、両選手と同程度の活躍を収めた実感あるともアピール。「W杯に向けてまだ時間は残されていると思うし、中国でのプレーに集中したい」、「復帰のために100パーセントの力を捧げる。もしも親善試合等でチャンスをもらえたら、チッチ監督に僕の実力を披露したい」と意気込んだ。

 パトは2008年3月にA代表デビュー。これまで28試合に出場し、10得点を記録しているが、W杯本大会に出場した経験は未だない。

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