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元ナイジェリア代表FWヤクブが現役引退…プレミアで6度の2桁得点、通算95ゴール

2017.11.23

プレミアリーグでFWとして活躍したヤクブ [写真]=Getty Images

 かつてプレミアリーグで活躍した元ナイジェリア代表FWヤクブ・アイェグベニが、現役引退を表明した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が、22日に報じている。

 現在35歳のヤクブは同メディアに対して、「今日をもってプロのフットボールからの引退を正式に表明したい」と語り、現役生活を通して関わってきた人々に感謝の言葉を伝えた。

「ナイジェリア・サッカー連盟と、スーパーイーグルス(ナイジェリア代表の愛称)のために戦ってきた思い出深い日々にチームメイトとしてプレーした、すべての代表選手たちに心から感謝している」

「私がこれまで共にプレーしてきた全てのクラブ、監督、クラブスタッフ、オーナー、チームメイト、そして最愛の家族や友人たちが、キャリアを通じて私のことを大いに支えてくれたことに感謝したい」

「ナイジェリアのクラブでキャリアをスタートさせたとき、私はほんの数年先の成功を夢見ることしかできなかった。イングランドでのプレーは私を選手としても、人としても成長させてくれて、今ではこの国に定住している。私は、人生における新たな章に焦点を当てるべき時が来たのだと感じたんだ」

 1997年にナイジェリアのクラブでキャリアをスタートさせたヤクブは、2003-04シーズンに昇格組のポーツマスでプレミアリーグ初挑戦にして16ゴールを記録し、ブレイクを果たす。その後ミドルスブラ、エヴァートンとチームを渡り歩きながら、5シーズン連続で2桁得点をマークする活躍を見せた。

 その後3シーズンはケガもあって不振に陥ったが、2011-12シーズンに移籍したブラックバーンで17ゴールを挙げて復活。19位に沈んだチームにあって奮闘を見せ、健在を印象づけた。このシーズン限りでプレミアリーグを離れたヤクブは、同リーグにて通算252試合に出場して95得点という数字を残している。

 その後は中国やカタール、トルコでのプレーも経験し、今年の2月にコヴェントリー・シティと契約。しかし、負傷に悩まされてわずか3試合の出場に終わり、4月に双方合意の元で契約を終了していた。

 ヤクブはナイジェリア代表としても2010年の南アフリカ・ワールドカップに出場して韓国代表との試合でゴールを記録するなど活躍し、通算57試合で21ゴールをマークしている。

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