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ラスベガス銃乱射事件に向き合う田島翔「サッカーを通じて平和、団結力、強さを伝えたい」

2017.10.20

試合後、田島翔を囲み応援に駆けつけたファンと撮影が行われた

 米ネバダ州ラスベガスで10月1日夜に起きた銃乱射事件で、少なくとも50人が死亡、400人以上が負傷。米史上最悪とも言われる事件が起きたラスベガスを本拠地とする米独立リーグUPSL(米5部リーグに相当)のサッカーチーム、ラスベガス・シティFCでプレーする日本人サッカー選手の田島翔がサッカーキングの取材に応じた。

「チーム関係者はみんな無事でしたが、練習が中止になり、試合も延期になりました」と田島はチーム状況を話す。

「10月14日、追悼試合として延期されていたリーグ戦が行われ、私が所属するラスベガス・シティFCとラスベガス・モブスターズのダービーが行われました」

 この一戦はラスベガス・シティFCのユニフォームスポンサーを務めるネバダ観光サービスの関係者が観戦。日の丸を掲げたり、田島が過去に所属したロアッソ熊本のユニフォームを着て、応援するファンの姿もあったという。

 田島は取材の最後に「ラスベガスのスポーツ界でプレーする唯一の日本人選手として、サッカーを通じて日本にラスベガスの平和、団結力、強さを伝えてきいたい」と力強く語った。

 後期リーグ開幕から2試合、田島はチームの主力として連続で先発出場している。

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