オーランド・シティ退団を発表したカカ [写真]=AMA/Getty Images
メジャーリーグ・サッカー(MLS)のオーランド・シティは11日、ブラジル代表MFカカが契約満了により、今シーズン限りで退団すると発表した。
カカは2015年からオーランド・シティでプレー。3年契約を締結し、今年限りで満了を迎えることとなっていた。同クラブとの契約を更新しないことが決まり、退団の運びとなった。
カカは11日、オーナーを務めるフラビオ・アウグスト・ダ・シルヴァ氏らと記者会見に出席。「この場を借りて、皆に感謝したい。このプロジェクトに参加した全ての人にね。自分がこのプロジェクトにおいて重要な存在であると信じてくれたんだ。ありがとう」とコメントし、以下のように続けた。
「この3年間、一緒に戦った全てのチームメイトと監督、スタッフ、オーランド・シティで働く全ての人々、サポーターやクラブ、皆に感謝したい。このユニフォームを着て戦ったことを誇りに思う」
現在35歳のカカは、サンパウロやミラン、レアル・マドリードでのプレーを経て、2014年夏にミランからオーランド・シティへの加入が決定。同年中はサンパウロへレンタル移籍で加入し、2015年からMLSでのプレーを開始した。背番号「10」を着けてチームをけん引し、公式戦77試合で25ゴール22アシストを記録している。
なお、ブラジルメディア『グローボ』によれば、カカは「この年齢になると、試合が終わるたびにあちこちが痛んできて、サッカーをする喜びを感じなくなってしまった」と自身の衰えを告白。現役引退を検討していることを明らかにしている。オーランド・シティ退団が決まり、今後はどのような選択をすることになるだろうか。去就に注目が集まる。
The news is out. City Captain Kaká has announced he will not return in 2018.
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— Orlando City SC (@OrlandoCitySC) October 11, 2017
By サッカーキング編集部
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