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トルコのダービーマッチが大荒れ…両軍合計5選手退場の異常事態に

2017.09.24

フェネルバフチェとベジクタシュの対戦は荒れに荒れる展開となった [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

 スュペル・リグ(トルコ1部)のある試合で両チーム合わせて5選手が退場処分を受け、話題となっている。

 大荒れとなったのは、フェネルバフチェ対ベジクタシュの一戦。“イスタンブール・ダービー”として知られるこの試合は、フェネルバフチェが1点リードで迎えた前半終了間際から壊れ始める。43分、ベジクタシュのMFリカルド・クアレスマが相手選手に足を引っかけたとしてこの日2枚目のイエローカードを提示され、退場。その2分後、今度はフェネルバフチェのDFルイス・ネトがスルーパスに抜け出したベジクタシュの選手を倒したとして一発退場になる。

 ハーフタイムが明けると、ゲームはさらにヒートアップ。後半途中には、判定に抗議したベジクタシュのシェノル・ギュネシュ監督が退席処分を受ける。フェネルバフチェの1点リードで迎えた85分、ベジクタシュはPA内で相手のシュートがDFアディバ・ハッチンソンの手に当たってしまい、PKを献上。ハッチンソンはこの日2枚目のイエローカードで退場となった。このPKを沈められ、ベジクタシュはフェネルバフチェに2点リードを許す。直後にベジクタシュが1点を返すと、そのわずか1分後だった。フェネルバフチェはDFイスマイル・コイバシュが相手選手に足裏から突っ込んだとして一発退場。この時点で、両チーム9人対9人の試合になる。

 だが試合はこれで終わらず。後半アディショナルタイム6分、ベジクタシュのMFオウズハン・オズヤクブがこの日2枚目のイエローカードをもらい退場に。ダービーマッチは、両チーム合わせて5選手が退場するという何とも後味の悪い結果となった。

 なお、試合は2-1でフェネルバフチェがベジクタシュを下している。


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