FOLLOW US

【ICCプレビュー】CL王者 vs. EL王者…UEFAスーパー杯の前哨戦!

2017.07.23

 昨季のチャンピオンズリーグ(CL)王者とヨーロッパリーグ(EL)王者が、カリフォルニア州のサンタ・クララで激突する。

 レアル・マドリードとマンチェスター・Uは、3年前のインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)でも対戦。ミシガン・スタジアムで行われた一戦には、アメリカで行われたサッカー(“フットボール”ではなく!)の試合で歴代最多となる10万9318人の観客がスタジアムに足を運んだ。今回、試合会場となるリーバイス・スタジアムの収容人数は約7万人。「キャパが小さい」との声も聞こえてきそうだが、白熱した好ゲームが期待できること請け合いだ。

 なにせ、これは単なるテストマッチではない。この試合から約2週間後の8月8日には、UEFAスーパーカップで両チームが激突するからだ。マケドニアの首都スコピエを舞台に移して行われる大一番を前に、下手な試合をすることはできないだろう。

 とはいえ、チーム状況は対照的だ。始動日こそ1日しか違わないが、レアル・マドリードにとっては、これがプレシーズン初のテストマッチ。一方のマンチェスター・Uはこの試合までに、MLS勢と2試合、そしてマンチェスター・Cとのダービーマッチ、合わせて3試合を消化することになる。

 加えて、レアル・マドリードでは、今夏のコンフェデレーションズカップに出場したクリスティアーノ・ロナウドやU-21欧州選手権に出場した選手たち(ヘスス・バジェホ、マルコ・アセンシオ、マルコス・ジョレンテ、ダニ・セバージョス)が遅れてチームに合流。対するマンチェスター・Uは、15日のLAギャラクシー戦でロメル・ルカクとヴィクトル・リンデロフの新加入組が揃って実戦デビューを果たしており、「仕上がり」という点では“赤い悪魔”に一日の長がある。ジョゼ・モウリーニョ監督は、相性の良い“就任2年目”での戴冠を目指して着実に準備を進めている印象だ。

記事を全文読む

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO