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ロシア代表ドーピング疑惑、W杯組織委員会が「フェイクニュース」と否定

2017.06.27

2018年W杯組織委員会の最高責任者であるソロキン氏 [写真]=FIFA/FIFA via Getty Images

 26日、2017 FIFAコンフェデレーションズカップ ロシアの中間記者会見が行われ、イギリス紙『デイリーメール』が報じた2014 FIFA ワールドカップ ブラジルでのロシア代表のドーピング疑惑について、2018 FIFAワールドカップ ロシア組織委員会のアレクセイ・ソロキン最高責任者が否定した。国営の『タス通信』が伝えている。

 騒動のきっかけとなったのは『デイリーメール』の記事。ロシアが国家ぐるみで薬物スキャンダルに絡んでおり、2014年のW杯に出場したロシア代表メンバー23名を含む全34名がFIFA(国際サッカー連盟)の調査を受けているとのことだった。

 ソロキン氏は「今になってこんな話題が持ち上がったのが奇妙だし、フェイクだというのは明らかだ」と、同記事を完全否定。「代表選手たちの多くはヨーロッパのクラブに所属しているし、UEFA(欧州サッカー連盟)やFIFAの検査を受けているが、これまでに陽性反応はない。なにも議論することはない」と、疑惑が嘘であることを強調した。

 一方のFIFAは「世界反ドーピング機関(WADA)と協力し、薬物関与が指摘された選手の調査を行っている」、「具体的な選手名については言及しない。現在進行中の調査についてもコメントできない」としている。

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