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“先輩”ドログバの影響? アザールらがクラブ設立、2018年に米NASL参戦へ

2017.06.27

チェルシーでプレーし現在はアメリカで活躍するドログバ(左)、アザール(右)[写真]=Chelsea FC via Getty Images

 チェルシーに所属するベルギー代表MFエデン・アザールや、クリスタル・パレスのフランス代表MFヨアン・キャバイェらが、投資家グループとともに新しいクラブを設立し、北米サッカーリーグ(NASL)の参戦を目指すことが分かった。カタールメディア『beIN Sports』などが報じている。

 アザール、キャバイェに加え、チェルシーでプレーした経験を持ち、現在は上海申花でプレーするセネガル代表FWデンバ・バ、そしてアル・アハリ・ドバイでプレーするセネガル代表FWムサ・ソウらは、投資家グループとともに、カリフォルニア州のサンディエゴにクラブを設立するという。

 NASLはメジャーリーグサッカー(MLS)に次ぐ、事実上の2部リーグ。マイアミFC、ニューヨーク・コスモスなどが所属している。NASLはサンディエゴにエリアを拡大することを発表し、アザールらが主要なプロジェクトメンバーとなっていると伝えた。アザールも自身のツイッターで動画を紹介している。

 現時点でチーム名などの詳細は明らかになっていないものの、2018年からのNASL参入を目指しているようだ。

 アザールは「サンディエゴはとても美しい場所。クラブ設立は難しい決断ではなかった。サンディエゴの人々が持つサッカー愛や情熱がそうさせた」とコメント。「友とともに、夢を現実に変えられて誇りに思っている。早く試合をして勝利を積み重ねる姿を見たい」と今後の展開に胸を弾ませた。

 デンバ・バは「目標はクラブとともに、地元コミュニティとともに成功を収めること。他のカリフォルニアのクラブ、そして他のNASLのクラブや、USオープンカップではMLSのクラブとともに戦えるのを楽しみにしている。強くなれるかどうかは僕たちに懸かっているからね」と語った。

 チェルシーで長年プレーした元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバも、現在はアメリカ3部にあたるUSLプロフェッショナルリーグ(USL)のフェニックス・ライジングFCで選手兼オーナーを務めている。アザールがチェルシーに加入を決断した理由として「ドログバからの電話」を挙げただけに、偉大な“先輩”の影響も大きかったのではと見られている。

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