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奇行で大乱闘を引き起こしたオスカルに8試合の出場停止処分…他3名にも厳罰

2017.06.22

オスカル(中央下)の奇行がきっかけで大乱闘に発展した [写真]=VCG via Getty Images

 中国サッカー協会(CFA)は22日、大乱闘を引き起こした上海上港に所属するブラジル代表MFオスカルに対し、8試合の出場停止と罰金4万元人民元(約65万円)の処分を言い渡した。

 オスカルは18日に行われた中国スーパーリーグ第13節の広州富力戦で突然奇行に走った。1-1で迎えた前半アディショナルタイムに、敵陣内でボールを取ると、相手選手に向かって至近距離から全力でボールをキック。跳ね返ったボールを、今度は別の選手に向かって思い切り蹴り当てていた。

 これには広州富力の選手たちの怒りが爆発。オスカルをピッチに突き倒し、複数人で取り囲むと殴り合いに発展した。両チームの選手、スタッフら総勢50人近くを巻き込んでの大乱闘となり、主審は3つのイエローカードと2つレッドカードを提示していた。

 きっかけとなったオスカルは騒動から器用に抜け出し、イエローカードを受けることなく、試合にフル出場。前半45分にはブラジル代表FWフッキの同点ゴールをアシストしていた。なお、試合は1-1の引き分けで終わっている。

 また、乱闘の流れで一発退場となった上海上港の中国人DFフ・フアンには6試合の出場停止と罰金3万人民元(約49万円)、同じくレッドカードを受けた広州富力の中国人DFリー・ティシャンには5試合の出場停止と罰金2万5000人民元(約41万円)の処分が決定。

 オスカルを突き倒してイエローカードを受けた広州富力の中国人MFチェン・ジージャオには7試合の出場停止と罰金3万人民元(約49万円)が言い渡された。さらに両クラブにはそれぞれ5万人民元(約81万円)の罰金が科されている。

By サッカーキング編集部

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