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米代表、虹色の背番号ユニを披露…“プライド月間”にLGBTQ支援

2017.06.05

ベネズエラ代表と対戦したアメリカ代表の先発メンバー [写真]=Getty Images

 アメリカ代表は3日、LGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、ジェンダークィア/クエスチョニング)カラーの背番号が入ったユニフォームをお披露目した。

 LGBTQの人権を訴える“プライド月間”に合わせて実施された。アメリカサッカー連盟は5月26日、6月に行われる男女フル代表の国際親善試合で、LGBTQのシンボルカラーであるレインボーの背番号を入れたユニフォームを着用することを発表していた。

 6月は“LGBTQプライド月間”として、性的マイノリティについて理解を深めるためのパレードや活動などが各地で行われ、アメリカ代表チームもレインボーカラーの背番号を着用することでLGBTQへのサポートを示している。この取り組みは、男女の代表選手協会と、スポーツ界における同性愛差別の撲滅を目指す「You Can Play Project」の連携で実現したという。

 男子代表は、3日にホームで行われたベネズエラ代表戦で同ユニフォームを披露。試合は29分にDFホセ・マヌエル・ベラスケスのジャンピングボレー弾でベネズエラに先制を許したが、61分にMFクリスティアン・プリシッチのゴールでアメリカが追い付き、1-1の引き分けで終わっている。

 女子代表は8日のスウェーデン代表戦と11日のノルウェー代表戦で、同ユニフォームを着用する予定。男女の各試合で実際に使用されたユニフォームはチャリティオークションに出品されるという。

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