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南野、自身3連覇の今季は「手応え感じた」…代表入りも「チャンスはある」

2017.05.29

ラインドルフ・アルタッハ戦に出場した南野拓実 [写真]=Getty Images

 FW南野拓実が所属するザルツブルクは28日、オーストリア・ブンデスリーガ最終節でラインドルフ・アルタッハと対戦し、1-0の勝利で今シーズンのリーグ戦を締めくくった。試合後、フル出場を果たした南野が取材に応じた。

 すでに第33節終了時点でリーグ4連覇を決めていたザルツブルクは最終節でも1-0で白星を手にし、4連勝でフィニッシュ。6月1日に控えるオーストリア・カップ決勝のラピード・ウィーン戦に弾みをつけた。

 自身にとってリーグ3連覇となった今シーズンを振り返った南野は、「やっぱり優勝するのは気持ちいいですし、自分のキャリアにとってそれは重要なことだと思うので。今シーズンも良かったと思います」とタイトル獲得を喜んだ。

 今シーズンのリーグ戦では、韓国代表FWファン・ヒチャンの12ゴールに次ぐ11得点を記録した南野。最終節でゴールを挙げればチーム最多得点タイとなっていただけに「もちろん意識していました」と明かし、「取れなくて悔しいというのが正直なところです」と心境を告白した。

 それでも、「今シーズンが一番、出場時間が短いのかな? でもその中で自分としてやるべきことをしっかり積み重ねて結果を出すというところは意識していたし、それは自分の中で手応えを感じているところはあったので、そこは良かったです」と一定の満足感を示した。

 ただ、そのうえで「もっとコンスタントに試合に出ていないとA代表とかそういうところに繋がっていかないと思うので、そこは自分の課題でもありますね。それを感じたシーズンでした」と言及。「チャンスはあると思います。代表関係者とかとコンタクトを取ったりしているし、『常に見ているからいい準備をしろ』、『いい結果、コンスタントに試合に出ることを求めている』ということも聞いているので、そこをしっかり意識していく必要があるなと思います」と、代表入りに向けたアピールへ意気込んだ。

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