チームを優勝に導いたロジャーズ監督 [写真]=Getty Images
20日と21日にスコットランドのスコティッシュ・プレミアシップ第38節が行われ、2016-17シーズンの全日程が終了。圧倒的な強さを見せたセルティックが無敗優勝を達成し、チームを率いるブレンダン・ロジャーズ監督が喜びを語った。イギリス紙『テレグラフ』が伝えている。
セルティックは今シーズンから就任したロジャーズ監督の下、快進撃を続け、4月3日の時点で8試合を残してのリーグ制覇を決めていた。しかし優勝決定後も気を緩めることはなく、勝利を積み重ね、12日に行われた第36節のアバディーン戦も3-1で勝利を収めると、ついに勝ち点は「100」の大台に到達。最終節のハート・オブ・ミドロシアン戦でも2-0で快勝し、最終的には34勝4分無敗、勝ち点「106」という驚異的な数字でシーズンを締めくくった。2位のアバディーンとは勝ち点30差と、大差がついている。
無敗優勝は、同リーグでは1898-99シーズンのレンジャーズ以来。UEFA(欧州サッカー連盟)公式サイトによれば、21世紀に入って以来、国内リーグを無敗で終えた欧州のチームはセルティックで29チーム目だという。
現在44歳、2016年5月にセルティックの指揮官に就任したロジャーズ監督は、試合後「こんなことは人生でもう二度と起こらないだろう。最高のシーズンだった」と喜びを噛み締めた。
「選手たちは偉業達成のため、本当に努力してくれた。彼らはこの快挙に値する。もちろん常に勝つためのプランを考えて試合に臨むわけだけれど、実際に今シーズンのような素晴らしいプレーを毎試合見せられたというのは驚くべきこと。チームは一つにまとまっていた。信じられない偉業を達成できた」。
「私自身もセルティックサポーターの一人だから、ファンの気持ちがすごくよくわかるんだ。ファンが喜んでくれることが一番重要だよ」。
これで同チームのリーグ制覇は48回目。2011-12シーズン以来、6連覇を達成している。
By サッカーキング編集部
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