ディバラ(右)のゴールでユヴェントスが勝利した [写真]=UEFA via Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグが14日に行われ、ユヴェントスとポルトが対戦した。
第1戦はユヴェントスが敵地で2-0の勝利を収めた。優位に立つユヴェントスは公式戦13連勝中と得意のホームで2シーズンぶりのベスト8進出を目指す。先発にはゴンサロ・イグアイン、パウロ・ディバラ、マリオ・マンジュキッチらが名を連ねた。一方のポルトは厳しい状況だが、同じく2シーズンぶりの準々決勝進出へ逆転突破を狙う。GKイケル・カシージャス、ダニーロ・ペレイラ、オリベル・トーレスらが先発出場となった。
試合はユヴェントスが主導権を握ったが、ゴールを奪えたのは前半終盤の40分だった。右CKの流れから、エリア内左のイグアインがこぼれ球に反応して至近距離で右足シュート。これがブロックに入ったマキシ・ペレイラの手に当たり、PKを獲得した。このプレーでマキシ・ペレイラにレッドカードが提示され一発退場となった。ユヴェントスは42分、キッカーを務めたディバラがGKと逆のゴール右隅に沈めて先制に成功した。
第1戦に続き前半の内に10人となったポルトは後半に入って49分、相手のクロスに反応したダニーロが頭でクリアするが、ボールは吸い込まれるようにゴール右隅へ。しかし、ギリギリのところでGKカシージャスがキャッチすると、逆にカウンターからチャンスを迎える。左サイドを抜け出したフランシスコ・ソアレスが相手DFを1人かわしてエリア内左に進入。GKと1対1となるが、右足シュートはブッフォンにセーブされた。
数的有利を生かして試合を支配するユヴェントスは66分、ディバラからのパスをエリア内中央で受けたイグアインが右足シュートを放つが、わずかにゴール左に外れた。ポルトは82分、途中出場のディエゴ・ジョッタがエリア内左に抜け出し、飛び出たGKの前でループシュートを放つが、枠を捉えられなかった。
ユヴェントスは追加点こそ奪えなかったが、ポルトにも反撃を許さず、このまま試合終了。ユヴェントスが1-0で勝利し、2試合合計3-0でCLベスト8進出を果たした。