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イブラやバロテッリ、控えに本田…英紙選定、今夏で契約満了のベスト11とは

2017.03.01

今季限りで契約満了を迎えるバロテッリ、イブラヒモヴィッチ、本田圭佑(左から) [写真]=Getty Images

 今シーズン限りで所属クラブとの契約が満了を迎え、今夏の移籍市場ではフリートランスファーで獲得できる選手たちについて、イギリス紙『デイリーメール』が特集記事を掲載した。同紙は「この夏の移籍期間中、クオリティーの高い選手たちが契約から外れる」と記し、契約満了を迎える“ベストイレブン”を掲載した。

 ゴールマウスを守るのは、ポルトとの2年契約が満了となる元スペイン代表GKイケル・カシージャス。世界屈指の経験を誇る守護神は現在35歳だが、GKとしてまだまだトップレベルでのプレーが可能だろう。

 最終ラインは4バックで、右サイドにはマンチェスター・Cのフランス代表DFバカリ・サニャが入る。現在34歳の同選手について同紙は「複数クラブが短期的な契約締結に関心を抱くかもしれない」と伝えた。センターバックはチェルシーの元イングランド代表DFジョン・テリーと、レアル・マドリードのポルトガル代表DFペペがコンビを組む。両者とも今シーズン限りで退団する可能性を取り沙汰されており、テリーについてはアメリカや中国のクラブが関心を示すと予想されている。そして、左サイドバックにはマンチェスター・Cの元フランス代表DFガエル・クリシーが名を連ねた。まだ31歳の同選手だが、今夏で退団する可能性を伝えられている。

 そして中盤には、マンチェスター・Uの元イングランド代表MFマイケル・キャリック、マンチェスター・Cのスペイン代表MFヘスス・ナバス、元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレが並ぶ。4選手が名を連ねているように、同紙は今夏の移籍市場で多くの選手がマンチェスター・Cを去ると予想している。

 前線は個性的な顔ぶれが揃った。まずはニースのイタリア人FWマリオ・バロテッリ。シーズン序盤はハイペースで得点を記録した同選手だが、出場14試合で3度も退場処分を受けるなど、フランスでも素行の問題が取り沙汰されている。さらに、アトレティコ・マドリードのスペイン代表FWフェルナンド・トーレスも名を連ねた。今シーズン開幕前に契約を延長した同選手も、「次の夏に新たな契約を結ぶ保証はない」と伝えられている。

 そして11人目は、マンチェスター・Uの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが名を連ねた。クラブ側は来シーズンも残留するように説得していると報じられているが、チャンピオンズリーグ出場権を獲得できるかどうかが去就のカギを握ると見られているようだ。

 さらに『デイリーメール』は、ベンチ入りメンバー7名も選出。ウェストハムのスペイン人GKアドリアン、ストークの元イングランド代表DFグレン・ジョンソン、オランダ代表MFイブラヒム・アフェライ、マンチェスター・Cのアルゼンチン代表DFパブロ・サバレタ、アーセナルのスペイン人MFサンティ・カソルラ、ローマのイタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシ、そしてミランで出場機会に恵まれていない日本代表FW本田圭佑が並んでいる。

 以上のとおり、実績も能力も兼ね備えた多くの選手たちが現行契約の満了を迎えることとなる。当然ながら、現所属クラブとの契約を延長する選手も少なくないと見られるが、今夏の移籍市場ではどのような動きがあるだろうか。

 イギリス紙『デイリーメール』が選定した“契約満了イレブン”は以下のとおり。

▼GK
イケル・カシージャス(ポルト)

▼DF
バカリ・サニャ(マンチェスター・C)
ジョン・テリー(チェルシー)
ペペ(レアル・マドリード)
ガエル・クリシー(マンチェスター・C)

▼MF
マイケル・キャリック(マンチェスター・U)
ヘスス・ナバス(マンチェスター・C)
ヤヤ・トゥーレ(マンチェスター・C)

▼FW
マリオ・バロテッリ(ニース)
フェルナンド・トーレス(アトレティコ・マドリード)
ズラタン・イブラヒモヴィッチ(マンチェスター・U)

▼サブ
アドリアン(ウェストハム)
グレン・ジョンソン(ストーク)
イブラヒム・アフェライ(ストーク)
パブロ・サバレタ(マンチェスター・C)
サンティ・カソルラ(アーセナル)
ダニエレ・デ・ロッシ(ローマ)
本田圭佑(ミラン)

By サッカーキング編集部

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