2年連続で2ケタ得点を達成した南野拓実(写真は昨年12月)[写真]=Bongarts/Getty Images
オーストリア・ブンデスリーガ第22節が19日に行われ、FW南野拓実が所属するザルツブルクとSVリートが対戦した。南野は右MFで2試合ぶりの先発出場となった。
前節5連勝を収め首位に躍り出たザルツブルク。今節は3連敗中で残留争いをしているリートとのアウェーゲームに臨んだ。
試合は開始10分、ザルツブルクの先制で動く。ゴール前にいたホナタン・ソリアーノが、相手DFのクリアボールを頭で押し込んで先制点を決めた。幸先良いスタートを切ったザルツブルクだったが、直後の11分に右サイドでのFKから失点し、リートに同点とされる。
それでもザルツブルクは23分、左サイドを駆け上がったアンドレアス・ウルマーがサイドチェンジ。それを受けた南野がワントラップからフリーで右足を振り抜きゴールネットを揺らした。さらに南野は直後の24分にも、エリア内左でキープしたヴァロン・ベリシャからの折り返しを左足ダイレクトで合わせてゴール右に沈めた。前半はザルツブルクが南野の2ゴールでリードして折り返す。
後半に入っても南野の勢いは止まらなかった。58分、相手クリアボールをエリア内左のソリアーノが頭で折り返す。ファーサイドでフリーだった南野が右足で合わせて、ハットトリックを達成した。南野はこれで今シーズンのリーグ戦9点目。公式戦では10点目となり、2年連続で2ケタ得点を達成した。
その後、南野は71分にもヨシプ・ラドシェヴィッチの得点をアシスト。チームは80分に相手DFのファールによるPKをファン・ヒチャンが決め、6-1の大勝で6連勝を収めた。なお、南野はフル出場で4ゴールに絡む大活躍を見せた。
【スコア】
SVリート 1-6 ザルツブルク
【得点者】
0-1 10分 ホナタン・ソリアーノ(ザルツブルク)
1-1 11分 マービン・エグホー(リート)
1-2 23分 南野拓実(ザルツブルク)
1-3 24分 南野拓実(ザルツブルク)
1-4 58分 南野拓実(ザルツブルク)
1-5 71分 ヨシプ・ラドシェヴィッチ(ザルツブルク)
1-6 81分 ファン・ヒチャン(PK)(ザルツブルク)
By サッカーキング編集部
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